「タウンページは今でも無料で手に入るの?」「もういらないから配布を停止したい」
そうお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。インターネットが普及した現代でも、タウンページは特定の層にとって大切な情報源です。しかし、その配布方法や入手方法、そして不要になった場合の停止方法については、意外と知られていないことも多いでしょう。
本記事では、タウンページの無料配布に関する疑問を解消し、入手方法から配布停止の手順まで、分かりやすく解説します。紙の電話帳を有効活用したい方、あるいは不要な電話帳の配布を止めたい方は、ぜひ最後までお読みください。
タウンページは今でも無料で配布されている?

タウンページは、NTT東日本・NTT西日本が発行する職業別の電話帳です。かつては多くの家庭や事業所に自動的に配布されていましたが、近年ではその配布形態が変化しています。現在は、地域や状況によって配布のされ方が異なります。
NTT東日本とNTT西日本は、2026年3月31日をもってタウンページの冊子版の提供を終了すると発表しています。 最終版は2025年1月から2026年3月にかけて地域ごとに発行され、緊急性の高い職種や利用機会の多い職種を中心に、希望者に配布される形となります。 これまでの自動配布とは異なり、今後は
希望する方が申し込みを行う「希望配達制」
へと移行している点が大きな変更点です。
配布状況と対象地域
タウンページは、NTT回線を契約している世帯や事業所を中心に、無料で幅広くポスティングで届けられています。 しかし、すべての地域で一律に配布されているわけではありません。地域によっては、配布が終了している場合や、配布の頻度が減っている場合もあります。例えば、大分県版は2025年5月で発行が終了する予定です。
これは、インターネットの普及や携帯電話の利用増加、そして紙資源削減の社会的要請が背景にあります。
配布形態の変化
かつては「ハローページ」という五十音順の電話帳も存在しましたが、こちらは2023年2月までに発行・配布が終了しました。 タウンページも、紙媒体としての役割を終えつつあり、今後はWeb版の「iタウンページ」が主要な情報源となります。 最終版の冊子も、すべての職種を掲載するWeb版とは異なり、掲載職種が限定されることになります。
タウンページを無料で手に入れる方法
タウンページを無料で手に入れたい場合、いくつかの方法があります。地域や状況によって最適な方法が異なるため、ご自身の状況に合わせて選択することが大切です。
自動配布を待つ
NTT回線を契約している場合、お住まいのエリアが収録されているタウンページは、引き続き無料でポスティングで届けられることがあります。 ただし、前述の通り、2026年3月末をもって冊子版の提供は終了し、最終版は希望配達制に移行しているため、今後は自動配布を期待するよりも、積極的に申し込む方が確実です。
NTTタウンページに直接申し込む方法
お住まいのエリアのタウンページが届かない場合や、お住まいのエリア以外のタウンページを希望する場合は、NTTタウンページに直接申し込むことができます。 最終版のタウンページ冊子版を希望する方は、NTT東日本・NTT西日本のウェブサイトで案内されている連絡先(0120-303586)に電話するか、ウェブから申し込むことが可能です。
受付時間は午前9時から午後5時までで、土日祝日、年末年始は定休日です。 NTT以外の電話回線を契約している場合でも、お住まいのエリアのタウンページは無料で届けられることがあります。 ただし、NTT東日本・NTT西日本以外をご契約のお客さまが、お住まいのエリア以外のタウンページを希望する場合は、電話帳代金と送料がかかる場合があります。
設置場所で受け取る
図書館などの公共施設に、地域のタウンページが蔵書されている場合があります。 直接取りに行くことで、無料で閲覧することが可能です。ただし、持ち帰ることはできません。また、最終版の配布終了に伴い、今後は設置場所での提供も減少していく可能性があります。
タウンページが不要な場合の配布停止方法

「もうタウンページは使わない」「紙の電話帳は不要」と感じる方もいらっしゃるでしょう。不要なタウンページの配布を停止する方法も用意されています。
配布停止の申し込み手順
タウンページの配布停止を希望する場合は、NTTタウンページに連絡して申し込みを行う必要があります。NTTタウンページのFAQによると、電話帳(ハローページ・タウンページ)の配達をすべて中止したい場合や、一部の電話帳配達を中止したい場合は、NTTタウンページへ問い合わせるように案内されています。 掲載の有無に関わらず、お住まいのエリアのタウンページは幅広く世帯・事業所へポスティングで届けられているため、不要な場合は
個別に停止を申し込むことが大切
です。
停止後の注意点
配布停止を申し込んだ後も、一時的に配布が続く可能性があります。これは、配布の手配が既に行われている場合や、システム反映に時間がかかる場合があるためです。また、ご不要になったタウンページは、自治体のルールに従って新聞・雑誌類と一緒に資源回収(古紙回収)に出すよう協力が求められています。
タウンページ電子版「iタウンページ」の活用

紙のタウンページがその役割を終えつつある一方で、デジタル版の「iタウンページ」は、現代の情報検索の主流となっています。
iタウンページとは
iタウンページは、NTTタウンページ株式会社が運営する、日本全国のお店・施設・会社情報を検索できるウェブサイトです。 約500万件以上の事業所情報が掲載されており、住所や業種のキーワード、駅名、スポットなどから目的の情報を探すことができます。 スマートフォンやタブレットにも対応しており、いつでもどこでも利用できるのが特徴です。
iタウンページに掲載されている情報は、NTTタウンページ株式会社が独自に設定した業種名や収集した詳細な情報を編集して掲載しています。
電子版のメリット
iタウンページを利用するメリットは多岐にわたります。まず、
無料で利用できる
点が挙げられます。 また、紙の電話帳とは異なり、常に最新の情報が掲載されているため、移転や閉店などの情報もタイムリーに反映されます。 検索機能も充実しており、詳細な地域指定や業種分類(424種類以上)で絞り込み検索が可能です。 さらに、お店のこだわりやPR文、営業時間、ホームページのURLなども掲載されており、より詳細な情報を得られます。 事業主にとっては、iタウンページへの無料掲載を通じて、地域のお客さまに情報を届けられる集客の機会にもなります。
タウンページに関するよくある質問

タウンページに関して、多くの方が疑問に感じる点をまとめました。
- Q: タウンページとハローページの違いは何ですか?
- Q: タウンページに掲載するには費用がかかりますか?
- Q: 災害時にタウンページは役立ちますか?
- Q: タウンページの配布頻度はどのくらいですか?
- Q: タウンページはなぜ無料で配布されているのですか?
Q: タウンページとハローページの違いは何ですか?
A: タウンページは、企業名・電話番号・住所などの企業情報を業種別に掲載した「職業別電話帳」です。 一方、ハローページは、個人名や企業名を五十音順に掲載した「50音順電話帳」でした。 ハローページは2023年2月までに発行・配布が終了しています。
Q: タウンページに掲載するには費用がかかりますか?
A: タウンページへの掲載は、1件目は無料です。 しかし、2件目以上の掲載は、電話帳発行ごとに1件550円(税込)の重複掲載料がかかります。 現在は、Web版のiタウンページへの掲載が主流となっており、こちらも無料掲載が可能です。
Q: 災害時にタウンページは役立ちますか?
A: はい、災害時にもタウンページは役立つ可能性があります。特に、インターネットや携帯電話が使えない状況では、紙媒体の電話帳が貴重な情報源となります。NTTタウンページは、地域の防災情報を集約した「防災タウンページ」をタウンページの付録として配布していたこともあります。 防災タウンページには、避難所マップや公衆電話の設置場所、応急手当の方法などが掲載されており、災害時の備えとして活用できます。
Q: タウンページの配布頻度はどのくらいですか?
A: タウンページの配布頻度は、地域によって異なります。以前は年に1回程度発行されることが多かったですが、発行終了に伴い、今後は最終版が地域ごとに順次発行される形となります。 お住まいの地域の最終版の発行月や配達受付開始日については、NTT東日本・NTT西日本のウェブサイトで確認することが大切です。
Q: タウンページはなぜ無料で配布されているのですか?
A: タウンページが無料で配布されてきたのは、NTT東日本・NTT西日本が電話サービスを提供する上で、利用者が電話番号を調べる手段を提供するためという側面がありました。また、掲載されている広告収入によって運営が成り立っていたため、利用者は無料で利用できました。 しかし、広告掲載数の減少やインターネットの普及により、紙媒体での無料配布を維持することが難しくなっています。
まとめ
- タウンページの冊子版は2026年3月末をもって提供が終了します。
- 最終版は2025年1月から2026年3月にかけて地域ごとに発行され、希望者に配布されます。
- NTT回線契約者には、お住まいのエリアのタウンページが無料で届けられることがあります。
- 希望者はNTTタウンページに直接申し込むことで、最終版の冊子を入手できます。
- 不要な場合は、NTTタウンページに連絡して配布停止を申し込むことが可能です。
- Web版の「iタウンページ」は、無料で利用でき、常に最新の情報が掲載されています。
- iタウンページでは、詳細な検索機能や事業者情報が充実しています。
- タウンページは企業情報を業種別に掲載し、ハローページは個人名・企業名を五十音順に掲載していました。
- ハローページは2023年2月までに発行・配布が終了しています。
- タウンページへの基本掲載は無料ですが、2件目以降は費用がかかります。
- 災害時には、紙のタウンページが情報源として役立つことがあります。
- 「防災タウンページ」には避難所マップなどが掲載されています。
- 配布頻度は地域によって異なり、今後は希望配達制が主流です。
- 無料配布は広告収入によって支えられていましたが、その形態は変化しています。
