CEFRの読み方は?レベルや他の試験との比較、活用方法を徹底解説

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CEFRの読み方は?レベルや他の試験との比較、活用方法を徹底解説
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「CEFR」という言葉を最近よく耳にするけれど、正しい読み方や、それが一体何を意味するのか、自分の英語力とどう関係するのか、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。CEFRは、あなたの語学学習の目標設定や、これまでの努力を客観的に評価する上で非常に役立つ国際的な基準です。

本記事では、CEFRの正しい読み方から、その基本的な意味、6段階のレベル、主要な英語試験との比較、そして学習への具体的な活用方法まで、分かりやすく解説します。この記事を読めば、CEFRに関するあなたの疑問が解決し、今後の語学学習に役立つはずです。

目次

CEFRの正しい読み方と基本的な意味を理解しよう

CEFRの正しい読み方と基本的な意味を理解しよう

CEFRは、世界中で言語能力を測る共通の物差しとして広く使われています。まずは、その正しい読み方と、どのような基準なのかをしっかりと把握しましょう。

「CEFR」の読み方は2通りある?

「CEFR」という略語には、主に2つの読み方があります。日本では「シーイーエフアール」とアルファベットをそのまま読む方法が一般的です。これは、各文字をはっきりと発音するため、聞き間違いが少なく、公式な場でもよく使われます。もう一つの読み方は「セファール」です。これは英語圏で使われることが多い発音で、より自然な響きがあります。

どちらの読み方も間違いではありませんが、日本では「シーイーエフアール」がより浸透していると覚えておくと良いでしょう。

CEFRとは?国際的な言語能力の基準を解説

CEFRは「Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment」の頭文字を取った略称で、日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠」と訳されます。これは、特定の言語だけでなく、あらゆる外国語の学習者の言語能力を国際的な共通の基準で評価するために、欧州評議会によって開発されたものです。

2001年に公表されて以来、世界中の教育・評価の場で広く活用されています。

この基準は、国や機関ごとに異なっていた語学レベルの評価を統一し、学習者が自分の能力をより正確に把握できるようにする意図で開発されました。その上で、学習者がより効果的な学習目標を立てられるようにすることも、目的の一つとされています。CEFRは、英語だけでなく、ドイツ語、フランス語、中国語、日本語など、約40言語にわたって参照枠を提供しており、まさに世界中の語学学習者にとって共通の「ものさし」として活用されている、重要な国際的な基準と言えるでしょう。

なぜCEFRが重要視されるのか?

CEFRがこれほどまでに重要視される理由は、その国際的な普遍性にあります。従来の語学試験は国や地域によって基準が異なり、例えば「英検2級」と言っても、海外の企業や教育機関ではそのレベルが具体的にどの程度なのか伝わりにくいことがありました。

しかし、CEFRのレベルで語学力を伝えれば、世界中の誰もが客観的にその能力を理解できます。これにより、海外での就職や留学、国際的なプロジェクトへの参加など、グローバルな舞台で自分の語学力を証明する際に非常に有利になります。また、CEFRは「その言語を使って何ができるか」という「Can-do記述」でレベルが示されるため、学習目標を具体的に設定しやすく、学習のモチベーション維持にもつながります。

自分の現在地と目指すべきゴールが明確になることで、より効率的で実践的な学習を進めることが可能になるのです。

CEFRの6段階レベルを詳しく見ていこう

CEFRの6段階レベルを詳しく見ていこう

CEFRは、言語能力をA1からC2までの6段階に分けて評価します。それぞれのレベルがどのような能力を示すのか、具体的に見ていきましょう。

Aレベル(基礎段階の言語使用者)の概要と特徴

Aレベルは「基礎段階の言語使用者(Basic User)」と位置づけられ、言語学習の初期段階に当たります。このレベルでは、日常生活における基本的なコミュニケーションが可能になることを目指します。

A1レベル:入門

A1レベルは、CEFRの中で最も低い「入門」レベルです。この段階では、ごく基本的な日常表現を理解し、使うことができます。例えば、自己紹介をしたり、住んでいる場所や持ち物について簡単な質問をしたり、答えたりすることが可能です。相手がゆっくりはっきりと話してくれれば、簡単なやり取りができるレベルと言えるでしょう。

学習の初期段階であり、アルファベットや基本的な単語、挨拶を習得する時期に相当します。

A2レベル:初級

A2レベルは「初級」段階であり、A1よりも一歩進んだコミュニケーション能力が求められます。自分の身近なことや、直接的な関係がある領域に関する文やよく使われる表現が理解できます。簡単な日常的な範囲であれば、身近な事柄について単純で直接的な情報交換に応じることが可能です。例えば、買い物でのやり取りや、地元の地理について話すことができるレベルです。

まだ基礎段階ではあるものの、自分の身近なことに関しては読み書き・会話ともにできるようになります。

Bレベル(自立した言語使用者)の概要と特徴

Bレベルは「自立した言語使用者(Independent User)」とされ、外国語を使って自立したコミュニケーションができる段階です。このレベルに到達すると、より複雑な状況や抽象的な話題にも対応できるようになります。

B1レベル:中級

B1レベルは「中級」段階であり、外国での日常的生活を支障なく送れるレベルです。仕事や学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要な点を理解できます。また、その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することが可能です。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができ、論理的な構成の英文を書くこともできるため、日常レベルの読み書きに対応できるでしょう。

B2レベル:中上級

B2レベルは「中上級」段階で、複雑な文章の主要な内容を理解し、母語話者と緊張せずにやり取りできるレベルです。自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できます。言葉を探している印象を与えずに、流暢かつ自然に自己表現ができ、幅広い話題について明確で詳細な文章を作ることが可能です。

ニュースや高校・大学の講義など、専門的・抽象的なトピックにも対応できるため、ビジネスシーンでも責任ある仕事を任せられるレベルとされています。

Cレベル(熟達した言語使用者)の概要と特徴

Cレベルは「熟達した言語使用者(Proficient User)」と位置づけられ、非常に高度な言語運用能力を持つ段階です。ほぼ母語話者と同等のレベルで、あらゆる状況で英語を使いこなすことができます。

C1レベル:上級

C1レベルは「上級」段階で、様々な種類の高度な内容のかなり長い文章を理解し、含意を把握できるレベルです。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢かつ自然に自己表現ができ、社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることが可能です。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができ、英語でリーダーシップを発揮できるほどの高度な英語力を持つとされています。

C2レベル:最上級

C2レベルはCEFRの最高レベルである「最上級」で、ほぼネイティブスピーカーと同等の英語力を持つとされます。聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができ、様々な話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できます。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、あらゆる状況で自然かつ正確に英語を使いこなし、複雑な内容や抽象的な議論にも難なく対応可能です。

専門的な議論や高度な文章の読み書きも自由に行え、文化的なニュアンスまで正確に理解・表現できる、まさに熟達した言語使用者と言えるでしょう。

CEFRと主要な英語試験のレベルを比較

CEFRと主要な英語試験のレベルを比較

CEFRは国際的な言語能力の基準ですが、日本で広く知られているTOEICや英検などの英語試験のスコアや級とどのように対応しているのでしょうか。ここでは、主要な英語試験とCEFRのレベルを比較し、あなたの英語力がCEFRでどの位置にあるのかを把握する助けとなる情報を提供します。

TOEICスコアとの対応関係

TOEICはビジネス英語の能力を測る試験として広く知られていますが、CEFRのレベルに換算することも可能です。TOEICのスコアをCEFRに換算する際は、TOEIC L&R(リスニング&リーディング)とTOEIC S&W(スピーキング&ライティング)の両方のスコアを合算して評価するのが一般的です。特にS&Wのスコアを2.5倍して合算する方法が用いられます。

例えば、L&Rが700点、S&Wが120点の場合、700 + (120 × 2.5) = 1000点となり、B2レベルに相当します。ただし、TOEICで換算できるCEFRのレベルはC1までであり、C2レベルはTOEICでは評価対象外となる点に注意が必要です。C2レベルを目指す場合は、ケンブリッジ英語検定やIELTSなど、C2まで対応している試験の受験を検討しましょう。

以下に、TOEICスコアとCEFRレベルの一般的な対応関係を示します。

  • A1レベル:TOEIC L&R 120-220点、S&W 60-135点
  • A2レベル:TOEIC L&R 225-545点、S&W 140-235点
  • B1レベル:TOEIC L&R 550-780点、S&W 240-305点
  • B2レベル:TOEIC L&R 785-940点、S&W 310-355点
  • C1レベル:TOEIC L&R 945点以上、S&W 360点以上

これらのスコアはあくまで目安であり、試験によっては測定するスキルや出題形式が異なるため、参考値として活用してください。

英検級との対応関係

実用英語技能検定(英検)も、CEFRのレベルに対応づけることができます。英検は日本の英語学習者にとって非常に馴染み深い試験であり、自分の英検の級が国際基準でどのレベルに相当するのかを知ることは、学習目標設定に役立ちます。

英検の級とCEFRレベルの対応は以下の通りです。

  • A1レベル:英検3級〜準2級
  • A2レベル:英検準2級〜2級
  • B1レベル:英検2級〜準1級
  • B2レベル:英検準1級〜1級
  • C1レベル:英検1級
  • C2レベル:英検では算出外

英検のCSEスコアを用いることで、より正確なCEFRレベルを把握できます。例えば、同じ準1級でもCSEスコアによってB2からC1までの幅があるため、単に級を見るだけでなく、スコアも確認することが重要です。英検は4技能(聞く・読む・書く・話す)を評価する試験であり、CEFRの考え方とも合致しています。

TOEFL iBT、IELTSとの対応関係

TOEFL iBTとIELTSは、主に留学や海外での就職を目指す人々に利用される国際的な英語試験です。これらの試験もCEFRのレベルに対応しており、特にアカデミックな環境での英語力を測る上で重要な指標となります。

以下に、TOEFL iBT、IELTSスコアとCEFRレベルの一般的な対応関係を示します。

  • A1レベル:TOEFL iBT 測定範囲外、IELTS 1.0-2.5
  • A2レベル:TOEFL iBT 測定範囲外、IELTS 3.0-3.5
  • B1レベル:TOEFL iBT 42-71点、IELTS 4.0-5.0
  • B2レベル:TOEFL iBT 72-94点、IELTS 5.5-6.5
  • C1レベル:TOEFL iBT 95-120点、IELTS 7.0-8.0
  • C2レベル:TOEFL iBT 測定範囲外、IELTS 8.5-9.0

TOEFL iBTは、A1、A2レベルの基礎段階では出題形式が難しいため、測定範囲外となることがあります。IELTSは、CEFRの最高レベルであるC2まで対応している数少ない試験の一つです。海外の大学進学では、学部レベルでIELTS 6.0~6.5(TOEFL iBT 80点前後)が標準的な要件とされることが多いです。

自分のCEFRレベルを知る方法と学習への活用

自分のCEFRレベルを知る方法と学習への活用

自分のCEFRレベルを把握することは、語学学習の進め方を考える上で非常に重要です。現在の英語力を客観的に知り、それを学習目標に設定することで、より効果的にスキルを高めることができます。

各種試験の結果からレベルを把握する

自分のCEFRレベルを知る最も一般的な方法は、すでに取得している英語資格のスコアや級をCEFRに換算することです。文部科学省などが公開している「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」を参照すれば、自分のTOEIC、英検、TOEFL、IELTSなどのスコアがCEFRのどのレベルに相当するかを大まかに把握できます。

ただし、これらの対照表はあくまで目安であり、試験によって測定する技能や出題形式が異なるため、完全に一致するわけではありません。より正確なCEFRレベルを測定したい場合は、CEFRに準拠した英語検定試験を受験するのがおすすめです。例えば、ケンブリッジ英語検定やEF SET、PROGOSなどの試験は、CEFR基準に即して英語力を評価してくれます。

CEFRレベルを学習目標に設定するコツ

CEFRレベルを学習目標に設定する際には、具体的な「Can-do記述」を意識することがコツです。CEFRは単なる点数ではなく、「その言語を使って何ができるか」という行動に焦点を当てています。例えば、「B1レベルを目指す」という漠然とした目標ではなく、「B1レベルのCan-do記述にある『外国での日常的生活を支障なく送れる』ために、どのような状況で、どのような会話ができるようになる必要があるか」と具体的に考えるのです。

目標とするCEFRレベルのCan-do記述を細かく確認し、自分が「できるようになりたいこと」をリストアップしてみましょう。そして、そのリストの中から、今の自分にとって最も達成しやすいもの、あるいは最も必要だと感じるものから取り組んでいくと、学習のモチベーションを維持しやすくなります。また、CEFRのレベルを一つ上げるためには、一般的に200時間程度の学習が必要とされています。

この目安を参考に、無理のない学習計画を立てることも大切です。

CEFRを意識した効果的な学習方法

CEFRを意識した効果的な学習方法は、「4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く鍛える」ことにあります。CEFRは総合的な言語運用能力を評価するため、特定の技能に偏った学習ではレベルアップが難しいでしょう。

具体的な学習方法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • リスニング: ポッドキャストやニュース番組、映画などを活用し、内容を理解できるまで何度も聞き込む練習をしましょう。メモを取りながら要約する練習も効果的です。
  • リーディング: 自分のレベルに合った洋書や英文記事を読み、語彙力や読解力を高めます。Can-do記述に沿って、特定の情報を読み取る練習も良いでしょう。
  • ライティング: 日記を英語で書いたり、オンラインの言語交換パートナーとメッセージを交換したりして、実際に文章を書く機会を増やしましょう。論理的な構成を意識した文章作成を心がけることが大切です。
  • スピーキング: オンライン英会話や言語交換アプリを活用し、積極的に英語を話す機会を作りましょう。ロールプレイングで特定の状況での会話を練習したり、自分の意見を英語で表現する練習をしたりすることも有効です。

また、CEFRは「言語を使ってどのようなアクションができるか」という「行動指向アプローチ」を重視しています。そのため、単に知識を詰め込むだけでなく、実際に英語を使って何かを「する」ことを意識した学習を取り入れると良いでしょう。例えば、英語でレシピを調べて料理を作る、英語で旅行の計画を立てる、といったタスクベースの学習は、実践的な英語力を高めるのに役立ちます。

よくある質問

よくある質問

CEFRについて、多くの方が抱える疑問にお答えします。

CEFRはどの言語に適用されますか?

CEFRは、英語だけでなく、ドイツ語、フランス語、中国語、日本語など、約40言語にわたって参照枠が提供されています。特定の言語に限定されず、あらゆる外国語の学習者の言語能力を国際的な共通の基準で評価するために開発されました。

CEFRのレベルはどのように測定されますか?

CEFRのレベルを測定する方法はいくつかあります。一つは、TOEIC、英検、TOEFL、IELTSなど、すでに取得している英語資格のスコアや級をCEFRの対照表に換算する方法です。より正確なレベルを測定したい場合は、CEFRに準拠した英語検定試験(ケンブリッジ英語検定、EF SET、PROGOSなど)を受験することが推奨されます。

CEFRのレベルは一度取得したら一生有効ですか?

CEFR自体は試験ではなく言語能力の「指標」であるため、有効期限という概念はありません。しかし、CEFRのレベルを測定するために受験した各種英語試験(TOEIC、TOEFL、IELTSなど)には、それぞれ有効期限が設けられていることがほとんどです(一般的に2年間)。そのため、公式な場で語学力を証明する際には、各試験の有効期限に注意が必要です。

CEFRの各レベルで具体的にどのようなことができるようになりますか?

CEFRの各レベルは、「Can-do記述」と呼ばれる「その言語を使って何ができるか」という具体的な行動で示されています。例えば、A1レベルでは「自己紹介ができる」、B1レベルでは「外国での日常的生活を支障なく送れる」、C1レベルでは「複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる」といった形で能力が記述されています。

CEFRのレベルは就職活動に役立ちますか?

はい、CEFRのレベルは就職活動に非常に役立ちます。CEFRは国際的な共通基準であるため、海外の企業や国際的な組織では、CEFRのレベルで語学力を示すことで、採用担当者があなたの能力を客観的に評価しやすくなります。特に、B2レベル以上はビジネスシーンで責任ある仕事を任せられるレベルとされており、就職活動において大きな強みとなるでしょう。

CEFRの公式な試験はありますか?

CEFR自体は言語能力の「指標」であり、CEFRという名前の公式な試験は存在しません。しかし、CEFRに準拠して作成された多くの英語検定試験があります。例えば、ケンブリッジ英語検定はCEFRに完全準拠したグローバルスタンダードの検定試験として知られています。また、EF SETやPROGOSなどもCEFRに準拠した英語力診断テストです。

CEFRのレベルを上げるにはどうすれば良いですか?

CEFRのレベルを上げるには、4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く学習することが重要です。目標とするCEFRレベルの「Can-do記述」を参考に、具体的な学習目標を設定し、それに合わせた学習計画を立てましょう。例えば、リスニング力を高めるためにポッドキャストを聞いたり、スピーキング力を伸ばすためにオンライン英会話を活用したりするなど、実践的な学習を取り入れることが効果的です。

日本の英語教育はCEFRに対応していますか?

日本の英語教育もCEFRへの対応を進めています。新学習指導要領では、英語の4技能それぞれについて、CEFRの「Can-do記述」に基づいた到達目標が設定されています。また、大学入試においても、CEFRを基準に各英語資格・検定試験のスコアが比較されるようになっています。さらに、日本人の英語学習に適した「CEFR-J」という指標も開発されており、CEFRの考え方が日本の英語教育に浸透しつつあります。

CEFRの「Can-do記述」とは何ですか?

CEFRの「Can-do記述」とは、言語の熟達度を「その言語を使って具体的に何ができるか」という形で示した能力記述文のことです。例えば、「簡単な自己紹介ができる」「ニュースの主要な内容を理解できる」「複雑なビジネスメールを作成できる」といった具体的な行動が、各CEFRレベルで達成すべき目標として示されています。

これにより、学習者は自分の現在地と目標を明確に把握し、学習の進捗を具体的に確認できます。

CEFRのレベルはTOEFLやIELTSとどう違いますか?

CEFRは言語能力の「指標」であり、TOEFLやIELTSは具体的な「試験」です。TOEFLやIELTSは、受験者の英語力を測定し、その結果をCEFRのレベルに換算することができます。CEFRは、これらの多様な試験の結果を横断的に比較するための共通の物差しとして機能します。TOEFLは主にアカデミックな環境での英語力を、IELTSはアカデミックとジェネラルの両方で英語力を測るのに対し、CEFRはより広範な言語運用能力を評価する基準です。

まとめ

  • CEFRの読み方は「シーイーエフアール」または「セファール」が一般的です。
  • CEFRは「ヨーロッパ言語共通参照枠」の略で、国際的な言語能力の基準です。
  • CEFRはA1からC2までの6段階で言語能力を評価します。
  • Aレベルは基礎段階、Bレベルは自立した言語使用者、Cレベルは熟達した言語使用者です。
  • CEFRは英語だけでなく、約40言語に適用されます。
  • TOEIC、英検、TOEFL、IELTSなどの主要な英語試験はCEFRレベルに換算可能です。
  • 自分のCEFRレベルは、既存の試験結果やCEFR準拠の試験で把握できます。
  • CEFRレベルを学習目標に設定する際は、「Can-do記述」を意識すると良いでしょう。
  • 4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く鍛えることが効果的な学習方法です。
  • CEFRは就職活動や留学など、グローバルな場面で語学力を証明するのに役立ちます。
  • CEFR自体に公式な試験はありませんが、準拠した試験は多数存在します。
  • 日本の英語教育も新学習指導要領などでCEFRに対応を進めています。
  • CEFRの「Can-do記述」は、各レベルでできる具体的な行動を示します。
  • CEFRは、多様な言語試験の結果を比較する共通の物差しとして機能します。
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