爬虫類や両生類、小動物の飼い主さんにとって、コオロギの生き餌は欠かせない存在です。しかし、購入費用や飼育の手間、そして「すぐに死んでしまう」といった悩みは尽きないものでしょう。本記事では、コオロギの生き餌を安く手に入れる方法から、購入したコオロギを長く元気な状態でキープするための飼育のコツまで、徹底的に解説します。
あなたのペットが喜ぶ栄養満点のコオロギを、賢くお得に管理するための情報が満載です。
コオロギ生き餌の購入費用を抑える方法

ペットの餌代は、飼育費用の中でも大きな割合を占めることがあります。特にコオロギのような生き餌は、定期的な購入が必要となるため、少しでも費用を抑えたいと考えるのは当然のことです。ここでは、コオロギの購入費用を賢く節約するための具体的な方法をご紹介します。
通販サイトでの賢いまとめ買いと選び方
コオロギの生き餌は、実店舗よりも通販サイトで購入する方が、価格を抑えられる場合が多いです。多くの通販サイトでは、まとめ買いや大容量パックを提供しており、単価が安くなる傾向にあります。例えば、100匹単位での購入よりも、500匹や1000匹といった大容量で購入することで、1匹あたりのコストを大幅に削減できます。
また、定期的にセールやキャンペーンを実施しているショップもあるため、こまめにチェックすることをおすすめします。
- 大容量パックの活用: 多くの通販サイトで提供されている大容量パックは、1匹あたりの単価が安く設定されています。
- 複数ショップの比較: 同じ種類のコオロギでも、ショップによって価格や送料が異なります。複数の通販サイトを比較検討し、最もお得なショップを見つけましょう。
- 定期的なセール情報のチェック: 季節の変わり目やイベント時にセールを行うショップもあります。メールマガジン登録などで情報を逃さないようにしましょう。
- 送料の確認: 商品価格が安くても送料が高額になるケースがあります。送料無料の条件や、営業所止めで送料を抑える方法も検討すると良いでしょう。
自家繁殖でコオロギの餌代を大幅に削減する進め方
コオロギの餌代を根本的に解決したいなら、自家繁殖に挑戦するのも一つの方法です。特にヨーロッパイエコオロギは、比較的簡単に繁殖させられる種類として知られています。自家繁殖に成功すれば、常に新鮮なコオロギを安定して供給できるだけでなく、餌代を大幅に節約できます。繁殖には初期費用がかかりますが、長期的に見れば非常に経済的です。
- 繁殖に適した種類を選ぶ: ヨーロッパイエコオロギは、繁殖・飼育が比較的容易なため、初心者におすすめです。
- 必要な用品を揃える: 産卵用ケース、産卵床となる土、隠れ家となる卵パック、コオロギ専用の餌、水入れなどを用意しましょう。
- 適切な環境を維持する: コオロギの孵化には28〜30℃程度の温度と70%前後の湿度が必要です。温度管理を徹底することで、孵化率や成長速度を高められます。
- 共食い対策を怠らない: 繁殖が進むとコオロギの数が増え、共食いのリスクが高まります。十分な餌と隠れ家を用意し、過密状態を避けることが大切です。
死着保証のある信頼できるショップを見つけるコツ
生き餌のコオロギを購入する際に最も心配なのが「死着」です。せっかく安く購入しても、届いたコオロギがほとんど死んでいては意味がありません。そのため、死着保証を設けているショップを選ぶことが非常に重要です。死着保証があれば、万が一の際にも補償を受けられるため、安心して購入できます。
また、梱包が丁寧で、活きの良いコオロギを届けてくれる実績のあるショップを選ぶことも大切です。購入前にレビューを確認し、信頼できるショップを見つけましょう。
購入したコオロギを長く元気な状態でキープする飼育のコツ
せっかく購入したコオロギも、すぐに弱ってしまったり死んでしまったりすると、無駄になってしまいます。コオロギを長く元気な状態でキープすることは、結果的に餌代の節約にもつながります。ここでは、コオロギを健康に保つための飼育のポイントを詳しく解説します。
適切な飼育環境を整えるためのポイント
コオロギを長く飼育するためには、適切な環境を整えることが不可欠です。飼育ケースの選び方から、温度・湿度管理、そして隠れ家の設置まで、コオロギが快適に過ごせる空間を作りましょう。過密状態はストレスや共食いの原因となるため、飼育数に見合った広さのケースを用意することが大切です。
- 飼育ケースの選定: 通気性が良く、コオロギが脱走できない深さのあるプラスチックケースがおすすめです。衣装ケースなどで代用することも可能です。
- 隠れ家の設置: 紙製の卵パックや新聞紙などを入れることで、コオロギが身を隠せる場所を確保し、ストレスを軽減できます。
- 温度・湿度管理: コオロギは高温多湿に弱い傾向があります。特にヨーロッパイエコオロギは乾燥した環境を好むため、適切な温度(25〜30℃程度)と湿度(低め)を保つことが重要です。
- 清潔さの維持: 糞や食べ残しはこまめに取り除き、ケース内を清潔に保ちましょう。不衛生な環境は病気の原因となり、コオロギが全滅するリスクを高めます。
栄養満点かつコストを抑える餌の与え方
コオロギの餌は、ペットの栄養源となるため非常に重要です。市販のコオロギ専用フードも良いですが、家庭にあるものでも栄養価の高い餌を与えることができます。ただし、植物性の餌だけではタンパク質が不足し、共食いを引き起こす可能性があるため、動物性タンパク質もバランス良く与えることが大切です。
- 植物性飼料: 野菜の切れ端(キャベツ、ニンジン、小松菜など)や果物(リンゴ、みかんなど)は、水分補給にもなり、コオロギが好んで食べます。
- 動物性タンパク質: かつおぶし、煮干し、キャットフード、ドッグフードなどを細かく砕いて与えることで、タンパク質を補給し、共食いを防ぎます。
- 水分補給: コオロギは水切れに弱いため、常に水が飲める環境を用意しましょう。給水器や、濡らしたキッチンペーパー、昆虫ゼリーなどを活用できます。
- ガットローディング: ペットに与える数日前に、コオロギに栄養価の高い餌を与えることで、コオロギ自体の栄養価を高めることができます。
共食いを防ぎ、コオロギの数を維持する対策
コオロギ飼育でよくある問題の一つが共食いです。特にタンパク質が不足したり、飼育スペースが狭すぎたりすると、共食いが発生しやすくなります。共食いを防ぐためには、十分な餌と隠れ家を提供し、ストレスを軽減することが重要です。これにより、コオロギの数を安定して維持し、無駄な出費を抑えることにつながります。
- 十分な餌の供給: 特に動物性タンパク質を含む餌を不足なく与えることが大切です。
- 隠れ家の増設: 卵パックや新聞紙などを多めに配置し、コオロギが身を隠せる場所を増やすことで、個体間の争いを減らせます。
- 過密飼育の回避: 飼育ケースの大きさに応じて、適切な数のコオロギを飼育しましょう。数が多くなりすぎたら、ケースを分けるなどの対策が必要です。
- 死骸の速やかな除去: 死んだコオロギは共食いの原因となるだけでなく、不衛生な環境を作り出します。見つけ次第、速やかに取り除きましょう。
コオロギの種類と他の生き餌との比較

生き餌として利用されるコオロギにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。また、コオロギ以外にもデュビアなどの生き餌が存在し、飼育するペットの種類や飼い主の管理のしやすさに応じて選ぶことが大切です。ここでは、主要なコオロギの種類と、他の生き餌との比較について解説します。
ヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギ、どちらを選ぶ?
生き餌として最もポピュラーなのが、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)とフタホシコオロギです。それぞれにメリット・デメリットがあるため、飼育するペットや飼育環境に合わせて選びましょう。イエコは高タンパク・低カロリーで、活発な動きが特徴です。一方、フタホシコオロギは高カロリー・高脂質で、イエコよりも体が大きく、食べ応えがあります。
| 特徴 | ヨーロッパイエコオロギ(イエコ) | フタホシコオロギ |
|---|---|---|
| 栄養価 | 高タンパク・低カロリー | 高カロリー・高脂質 |
| 活動性 | 非常に活発に動き回る | イエコよりは落ち着いている |
| 鳴き声 | 鳴くが、フタホシよりは小さい傾向 | 大きく鳴く |
| 繁殖のしやすさ | 比較的容易 | イエコよりはやや難しい |
| 臭い | フタホシよりは少ない傾向 | やや臭いやすい |
| 共食い | フタホシよりは少ない傾向 | タンパク質不足で共食いしやすい |
| 適したペット | 小型〜中型の爬虫類・両生類、成長期の個体 | 中型〜大型の爬虫類・両生類、エネルギー補給が必要な個体 |
デュビアなど他の生き餌と比較したコオロギの強みと弱み
コオロギ以外にも、デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)やミルワーム、レッドローチなどの生き餌があります。コオロギはペットの捕食本能を刺激する活発な動きが大きな強みです。しかし、鳴き声や臭い、管理の手間といった弱みも存在します。デュビアは動きが遅く、鳴かず、臭いも少ないため、飼育が楽というメリットがあります。
| 特徴 | コオロギ | デュビア | ミルワーム |
|---|---|---|---|
| 動き | すばしっこく跳ねる | 動きが遅い | 動きが鈍い |
| 鳴き声 | 鳴く(オス) | ほとんど鳴かない | 鳴かない |
| 臭い | やや臭いやすい | ほぼ無臭 | 独特の臭いがある |
| 飼育のしやすさ | 水切れ・蒸れに注意が必要 | 蒸れに注意が必要 | 比較的容易 |
| 栄養価 | 高タンパク、バランスが良い | 高タンパク、低脂質 | 高脂質、消化しにくい |
| 適したペット | 多くの爬虫類・両生類、捕食本能を刺激したい場合 | コオロギが苦手な飼い主、静かな環境を好む場合 | おやつ、栄養補助 |
よくある質問

- コオロギの鳴き声や臭いはどうすればいいですか?
- コオロギが全滅してしまったらどうすればいいですか?
- コオロギの餌は何を与えればいいですか?
- コオロギの寿命はどれくらいですか?
- コオロギの繁殖は初心者でも可能ですか?
コオロギの鳴き声や臭いはどうすればいいですか?
コオロギの鳴き声や臭いは、飼育者にとって悩みの種となることがあります。鳴き声対策としては、オスを減らす、鳴かない種類のコオロギ(鳴きにくいフタホシコオロギの品種など)を選ぶ、または飼育ケースを防音性の高い場所に置くなどの方法があります。臭い対策としては、飼育ケースをこまめに掃除し、糞や食べ残しを速やかに除去することが最も大切です。
また、炭を飼育ケースに入れることで、アンモニアなどの有害物質を吸着し、臭いを軽減する効果も期待できます。
コオロギが全滅してしまったらどうすればいいですか?
コオロギの全滅は、温度や湿度の管理ミス、通気不足、給水不足、過密飼育、不衛生な環境などが主な原因です。もし全滅してしまった場合は、まず原因を特定し、改善策を講じることが重要です。緊急時には、近くのペットショップやホームセンターで代替の餌を購入したり、即日発送対応の通販サイトを利用したりするなどの対応が考えられます。
また、ペットの種類によっては1〜2日程度の絶食に耐えられる場合もあるため、水分補給を優先し、体調を観察しましょう。
コオロギの餌は何を与えればいいですか?
コオロギは雑食性なので、様々なものを食べます。基本的な餌としては、市販のコオロギ専用フードの他に、野菜の切れ端(キャベツ、ニンジン、小松菜など)、果物(リンゴ、みかんなど)がおすすめです。タンパク質不足による共食いを防ぐため、かつおぶし、煮干し、キャットフード、ドッグフードなどの動物性タンパク質も与えましょう。
水分補給には、給水器や濡らしたキッチンペーパー、昆虫ゼリーなどが有効です。
コオロギの寿命はどれくらいですか?
コオロギの寿命は種類や飼育環境によって異なりますが、一般的に孵化から成体になり産卵できるまで約30〜50日、羽が生えた成体になってからは1ヶ月弱が目安とされています。適切な温度や湿度、餌の管理を行うことで、健康な状態を長く保つことができます。
コオロギの繁殖は初心者でも可能ですか?
はい、コオロギの繁殖は初心者でも可能です。特にヨーロッパイエコオロギは、繁殖・飼育が比較的簡単な種類として知られています。産卵用の土やケース、適切な温度・湿度管理など、いくつかのポイントを押さえれば、自宅でコオロギを増やすことができます。初期費用はかかりますが、長期的に見れば餌代の節約につながるため、挑戦する価値は十分にあります。
まとめ
- コオロギ生き餌は通販サイトでのまとめ買いがお得です。
- 死着保証のある信頼できるショップを選びましょう。
- 自家繁殖は餌代を大幅に削減する有効な方法です。
- ヨーロッパイエコオロギは繁殖が比較的容易です。
- 適切な飼育ケースと隠れ家を用意しましょう。
- コオロギの飼育には温度と湿度管理が重要です。
- 清潔な環境を保つことがコオロギを長持ちさせるコツです。
- 野菜や果物で水分と植物性栄養を補給しましょう。
- 動物性タンパク質は共食い防止に不可欠です。
- ガットローディングでコオロギの栄養価を高められます。
- 共食いを防ぐには十分な餌と隠れ家が必要です。
- ヨーロッパイエコオロギは活発で高タンパクです。
- フタホシコオロギは高カロリーで食べ応えがあります。
- デュビアは鳴かず臭わず飼育が楽な生き餌です。
- 鳴き声や臭いは飼育環境の改善で軽減できます。
