D-subコネクタ作り方を徹底解説!自作で理想のケーブルを手に入れる方法
D-subコネクタの自作に挑戦しようと考えている皆さん、既製品では実現できないケーブルを作りたい、コストを抑えたい、あるいは電子工作のスキルを高めたいといった思いをお持ちではないでしょうか。D-subコネクタは、パソコンや産業機器など幅広い分野で使われている信頼性の高いコネクタです。本記事では、D-subコネクタを自分で作るための材料選びから、はんだ付けと圧着という二つの主要な進め方、さらには成功させるためのコツや注意点まで、詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考に、あなただけのD-subケーブル作りに挑戦してみてください。
D-subコネクタとは?自作するメリットと基本を理解しよう

D-subコネクタは、その名の通り「D」の形をした金属シールドに囲まれたコネクタで、コンピュータや各種電子機器の接続に広く利用されています。1952年にアメリカのITT Cannon社によって開発されて以来、その信頼性と汎用性の高さから、長年にわたり標準的なインターフェースとして活躍してきました。現在ではUSBなどの新しい規格に置き換わる場面も増えましたが、産業機器や業務用サーバー、測定機器など、多くの分野で今なお現役で使われています。
D-subコネクタの基礎知識と種類
D-subコネクタは、D字型の金属シェルと複数のピン(またはソケット)で構成されています。このD字型のシェルは、接続部を保護するだけでなく、ノイズや外部干渉から信号を守るシールドの役割も果たします。また、コネクタの強度を高め、抜き差し時の摩耗からピンを保護する働きもあります。
D-subコネクタには、ピンの数と列数によって様々な種類があります。代表的なものとしては、9ピン(DE-9)、15ピン(DA-15、DE-15)、25ピン(DB-25)、37ピン(DC-37)、50ピンなどがあります。 特にDE-9はRS-232Cシリアルポートに、DE-15はVGA端子として広く使われていました。
また、ピンの配置が高密度になった「高密度D-sub」も存在し、同じシェルサイズでより多くのピンを収容できます。
結線方式も多様で、はんだ付け、圧着、圧接、基板取付用スルーホールなどがあります。 自作する際には、主に「はんだ付け」と「圧着」のどちらかを選ぶことになります。これらの違いを理解し、用途や作業のしやすさに合わせて適切なタイプを選ぶことが大切です。
D-subコネクタを自作する理由と得られるメリット
D-subコネクタを自作することには、既製品にはない多くのメリットがあります。まず、カスタマイズ性の高さが挙げられます。必要なピン数、ケーブル長、結線方法を自由に設定できるため、市販されていない特殊な仕様のケーブルも作成可能です。例えば、特定の機器間でしか使わない独自の結線が必要な場合や、既製品では長すぎる・短すぎるケーブルしか見つからない場合に、自作は非常に有効な選択肢となります。
次に、コスト削減も大きなメリットです。特に特殊なケーブルや短いケーブルを少量だけ必要とする場合、既製品を購入するよりも材料費を抑えられることがあります。また、既存のケーブルが断線した場合でも、コネクタ部分だけを修理して再利用できるため、経済的です。
さらに、D-subコネクタの自作は、電子工作や配線の基礎知識を高める良い機会にもなります。はんだ付けや圧着の技術、導通チェックの方法などを実践的に学ぶことで、ものづくりの楽しみが広がり、他の電子工作にも応用できるスキルが身につくでしょう。 自分で作ったケーブルが意図通りに動作したときの達成感は、何物にも代えがたいものです。
D-subコネクタ自作に必要な材料と工具を揃えよう

D-subコネクタの自作を始める前に、適切な材料と工具を揃えることが成功への第一歩です。作業の進め方(はんだ付けか圧着か)によって必要なものが異なりますが、ここでは共通して必要なものと、それぞれの進め方に特化したものを紹介します。
必須となる材料リスト
- D-subコネクタ本体(オス/メス、ピン数を選択): 用途に合ったピン数と性別のコネクタを選びます。
- D-subコネクタ用フード(カバー): コネクタとケーブルを保護し、見た目を整えるために必要です。金属製や樹脂製があります。
- ケーブル: 必要な芯数と太さのケーブルを選びます。シールド線はノイズ対策に優れています。
- はんだ(はんだ付けの場合): 電子工作用のはんだを用意します。鉛フリーはんだが主流です。
- 圧着端子(圧着の場合): ケーブルの芯線に合ったサイズの圧着端子を選びます。
- 熱収縮チューブ: はんだ付け部分の絶縁と保護に使います。
- 銅箔テープ(シールド処理の場合): シールド線をコネクタ筐体に導通させる際に使用します。
作業に欠かせない工具リスト
- ワイヤーストリッパー: ケーブルの被覆を剥くために使います。芯線を傷つけないよう、適切なサイズのものが重要です。
- ニッパー: ケーブルや余分な線を切断するために使います。
- テスター(導通チェッカー): 完成したケーブルの導通を確認するために必須です。
- はんだごてとはんだごて台(はんだ付けの場合): はんだ付け作業の基本工具です。こて先の温度管理ができるものがおすすめです。
- 圧着工具(圧着の場合): 圧着端子をケーブルにしっかり固定するために使います。専用の工具が必要です。
あると作業が楽になる便利な工具
- ピンセット: 細かい作業や熱収縮チューブの取り扱いに便利です。
- ラジオペンチ: ケーブルの曲げ加工や細かい部品の保持に使います。
- 万力または固定具: コネクタやケーブルを固定することで、両手を使って作業ができます。
- ヒートガン(熱収縮チューブ使用時): 熱収縮チューブを均一に収縮させることができます。
- はんだ吸取線またははんだ吸取器(はんだ付けの場合): 失敗したはんだを除去する際に役立ちます。
- コンタクト挿入/引抜工具(圧着の場合): 圧着したピンをコネクタハウジングに挿入したり、誤って挿入したピンを抜き取ったりする際に使います。
はんだ付けで作るD-subコネクタの進め方

D-subコネクタのはんだ付けは、確実な電気的接続が得られる伝統的な進め方です。特に少量生産や修理、特殊な結線が必要な場合に適しています。ここでは、はんだ付けによるD-subコネクタの具体的な進め方を解説します。
ケーブルの準備と被覆剥き
まず、D-subコネクタのフードに収まるようにケーブルの長さを調整し、外側のシース(被覆)を剥きます。この際、内部のシールド線や芯線を傷つけないよう、カッターナイフなどを慎重に使いましょう。 シールド線がある場合は、コネクタの筐体に導通させるために、適切な長さに折り返したり、銅箔テープで処理したりします。
次に、各芯線の先端をワイヤーストリッパーで約3mm~5mm程度被覆を剥きます。芯線がバラけないように、軽く撚っておくと作業がしやすくなります。
ピンへのはんだ付け作業
D-subコネクタのピンは非常に小さく、隣接するピンとのショートを防ぐためにも、丁寧な作業が求められます。まず、はんだごてを温め、こて先に少量のはんだを乗せて「予備はんだ」を行います。これは、こて先の酸化を防ぎ、熱伝導を良くするコツです。 ケーブルの芯線にも予備はんだをしておくと、ピンとの接合がスムーズになります。
次に、熱収縮チューブをケーブルの芯線に通しておきます。これははんだ付け後に絶縁するために非常に重要で、忘れがちなので注意が必要です。 ピンと芯線を固定し、はんだごてをピンと芯線の両方に当てて十分に温めます。はんだが溶け始めたら、はんだごてを離し、はんだが固まるまで動かさないようにします。はんだ付けは「素早く」行うのがコツです。
長時間熱を当てすぎると、コネクタの樹脂部分が溶けたり、ケーブルの被覆が縮んだりする可能性があります。 はんだ付けが終わったら、熱収縮チューブをはんだ付け部分に被せ、ヒートガンなどで加熱して収縮させます。
コネクタハウジングへの組み込み
全てのピンへのはんだ付けと熱収縮チューブの処理が終わったら、D-subコネクタのハウジング(本体)にピンを組み込みます。この際、ケーブルの配線図やピンアサインをよく確認し、正しい位置にピンが収まっているかを確認することが大切です。コネクタの向きにも注意しましょう。 シールド線がある場合は、コネクタの金属シェルにしっかりと接触させ、ノイズ対策を施します。
完成後の導通チェック
コネクタの組み立てが完了したら、必ずテスター(導通チェッカー)を使って導通チェックを行います。各ピンが意図した通りに接続されているか、また隣接するピンとの間でショートが発生していないかを確認します。 この導通チェックは、トラブルを未然に防ぐための重要な工程です。もし問題が見つかった場合は、焦らず原因を特定し、修正作業を行いましょう。
圧着で作るD-subコネクタの進め方

D-subコネクタの圧着は、はんだ付けに比べて作業者の技能に左右されにくく、安定した品質が得やすい進め方です。特に多数のケーブルを製作する場合や、はんだ付けが難しい環境での作業に適しています。ここでは、圧着によるD-subコネクタの具体的な進め方を解説します。
ケーブルの準備と圧着端子の取り付け
まず、ケーブルの準備としてはんだ付けの場合と同様に、D-subコネクタのフードに収まるようにケーブルの長さを調整し、外側のシースを剥きます。次に、各芯線の先端をワイヤーストリッパーで、圧着端子に合った適切な長さに被覆を剥きます。この際、芯線が切れたり乱れたりしないよう注意が必要です。 導体部分が長すぎると、圧着時に被覆圧着部が導体部分に位置してしまい、被覆がしっかり圧着されない原因となるため、気持ち短めにカットするのがコツです。
圧着端子をケーブルの芯線に取り付けるには、専用の圧着工具を使用します。圧着工具には、端子と電線をセットする位置が指定されているため、取扱説明書をよく確認しましょう。芯線を圧着工具の適切な位置にセットし、ハンドルをしっかりと握り込みます。圧着が完了すると、工具のハンドルが自動的に開放されるラチェット式のものが一般的です。
圧着が不十分だと接触不良の原因となるため、しっかりと圧着されているか、軽く引っ張ってみて確認する習慣をつけましょう。 被覆部を圧着する際は、力を入れすぎると被覆が破れることがあるため、軽く握る程度にするのがコツです。
コネクタハウジングへのピン挿入
圧着したピンをD-subコネクタのハウジングに挿入します。D-subコネクタには、ピンを挿入するための穴が多数開いています。この際、ケーブルの配線図やピンアサインをよく確認し、正しい位置にピンを挿入することが非常に重要です。 誤った位置に挿入すると、後で抜き取るのが困難になる場合があるため、慎重に作業を進めましょう。
ピンを挿入する際には、専用の「コンタクト挿入工具」を使用するとスムーズです。工具の先端をピンの根元に当て、まっすぐにハウジングの穴に押し込みます。「カチッ」という音がすれば、ピンがロックされた証拠です。 もし誤ってピンを挿入してしまった場合は、「コンタクト引抜工具」を使って抜き取ることができますが、一度抜き取ったコンタクトは再利用できない場合が多いので注意が必要です。
完成後の導通チェック
全てのピンの挿入が完了し、コネクタの組み立てが終わったら、はんだ付けの場合と同様に、必ずテスター(導通チェッカー)を使って導通チェックを行います。各ピンが意図した通りに接続されているか、また隣接するピンとの間でショートが発生していないかを確認します。 圧着作業は見た目では問題なく見えても、内部で接触不良を起こしている可能性もあるため、この導通チェックは特に重要です。
問題が見つかった場合は、原因を特定し、必要に応じてピンの再圧着や交換を行いましょう。
D-subコネクタのピンアサインと結線図の確認方法

D-subコネクタを自作する上で、最も重要な工程の一つがピンアサイン(ピン配置)と結線図の確認です。これを誤ると、ケーブルが正しく機能しないだけでなく、接続する機器を損傷させる可能性もあります。ここでは、D-subコネクタのピンアサインの基本的な考え方と、結線図の読み方について解説します。
一般的なD-subコネクタのピンアサイン
D-subコネクタのピンアサインは、その用途によって様々です。例えば、RS-232Cシリアル通信では9ピンや25ピンのD-subコネクタが使われ、それぞれ特定のピンにデータ送受信、グランド、制御信号などが割り当てられています。 VGA(アナログディスプレイ)では15ピンのD-subコネクタが使われ、赤・緑・青の各色信号、水平・垂直同期信号、グランドなどが割り当てられています。
ピンアサインは、コネクタのピンを正面から見たときに、D字型のシェルの広い方が上になるように持ち、左上から右下に向かって番号が振られているのが一般的です。例えば、9ピンのD-subコネクタ(DE-9)の場合、上段に5ピン、下段に4ピンが配置され、左上から1番、2番…と続き、下段の左端が6番、右端が9番となります。
15ピンや25ピン、37ピン、50ピンなども同様の規則で番号が振られています。
自作するケーブルの用途に応じて、正しいピンアサインを事前に調べておくことが不可欠です。インターネット上には、様々なD-subコネクタのピンアサイン情報や結線図が公開されていますので、信頼できる情報源から確認するようにしましょう。
結線図の読み方と注意点
結線図は、ケーブルの両端のコネクタのどのピンとどのピンを接続するかを示した図です。通常、ケーブルの両端を「A側」と「B側」のように区別し、それぞれのコネクタのピン番号と、それらがどの信号線に接続されるかが記載されています。例えば、「A側1番ピン → B側1番ピン」のように、1対1で接続されるストレートケーブルもあれば、「A側2番ピン → B側3番ピン、A側3番ピン → B側2番ピン」のように、信号線が交差するクロスケーブルもあります。
結線図を読む際の注意点としては、以下の点が挙げられます。
- オス/メスの違い: オスコネクタとメスコネクタでは、ピンの向きが逆になるため、結線図もそれに合わせて読み替える必要があります。
- ケーブルの種類: シールド付きケーブルを使用する場合、シールドの処理方法も結線図に示されていることがあります。シールドをコネクタのシェルに接続することで、ノイズ対策の効果を高めます。
- 未使用ピンの処理: 結線図に記載されていない未使用のピンがある場合、そのままにするか、グランドに接続するかなど、適切な処理方法を確認しましょう。
- メーカーによる差異: D-subコネクタは国際規格化されていますが、一部のメーカーや特殊な用途では、独自のピンアサインや結線方法を採用している場合があります。 必ず使用するコネクタと機器の仕様を確認することが大切です。
結線図を正確に理解し、それに従って作業を進めることが、D-subコネクタ自作の成功に繋がります。不明な点があれば、複数の情報源で確認したり、専門家に相談したりすることをおすすめします。
D-subコネクタ自作を成功させるコツと注意点

D-subコネクタの自作は、いくつかのコツを押さえ、注意点を守ることで、よりスムーズに、そして確実に成功させることができます。ここでは、はんだ付けと圧着それぞれの作業におけるコツと、共通して気をつけたい注意点を紹介します。
はんだ付け作業を成功させるコツ
はんだ付けは、練習を重ねることで上達する技術です。成功させるための主なコツは以下の通りです。
- こて先の清掃と予備はんだ: はんだごてのこて先は常にきれいに保ち、作業前には必ず少量のはんだを乗せて予備はんだを行いましょう。これにより、熱伝導が良くなり、はんだがスムーズに流れます。
- 適切な温度と時間: はんだごての温度は、はんだが溶ける融点よりも少し高めに設定し、ピンと芯線の両方を同時に温めるようにします。はんだが溶けたらすぐにこてを離し、長時間熱を当てすぎないように注意しましょう。
- 熱収縮チューブの忘れ防止: はんだ付け前に熱収縮チューブをケーブルに通しておくことを忘れないでください。これは、はんだ付け後に絶縁するために非常に重要です。
- 固定具の活用: コネクタやケーブルを万力などでしっかり固定することで、両手を使って安定した作業ができます。
- 換気: はんだ付け作業中は煙が発生するため、換気を十分に行いましょう。
圧着作業を成功させるコツ
圧着作業は、専用工具を正しく使うことが成功の鍵となります。以下のコツを参考にしてください。
- 適切な工具の選択: 使用する圧着端子とケーブルのサイズに合った専用の圧着工具を選びましょう。 異なる工具を使うと、不完全な圧着や端子の損傷に繋がります。
- 芯線の適切な剥き長さ: ケーブルの芯線の被覆を剥く長さは、圧着端子の仕様に合わせて正確に行いましょう。長すぎるとショートの原因に、短すぎると接触不良の原因になります。
- 被覆圧着部の注意: 圧着工具には、芯線部分と被覆部分をそれぞれ圧着する箇所があります。被覆部分の圧着は、ケーブルが抜けないようにする役割があるため、力を入れすぎずにしっかりと固定することが大切です。
- ピン挿入時の確認: 圧着したピンをコネクタハウジングに挿入する際は、カチッと音がするまで確実に押し込み、ロックされていることを確認しましょう。
- 導通チェックの徹底: 圧着作業後も、必ずテスターで導通チェックを行い、全てのピンが正しく接続されていることを確認します。
失敗を避けるための注意点
はんだ付け、圧着のどちらの進め方でも共通して気をつけたい注意点です。
- ピンアサインの二重確認: 結線図と実際のピンアサインが一致しているか、作業前に何度も確認しましょう。 誤った配線は、機器の故障に繋がる可能性があります。
- ショートの防止: はんだ付けや圧着の際に、隣接するピンやケーブル同士が接触してショートしないよう、細心の注意を払います。熱収縮チューブや絶縁テープなどを活用しましょう。
- 無理な力を加えない: コネクタやケーブル、工具に無理な力を加えると、破損の原因になります。特にD-subコネクタのピンは繊細なので、丁寧な取り扱いを心がけましょう。
- 作業環境の整備: 清潔で整理された作業スペースを確保し、必要な工具や材料がすぐに手に取れるようにしておくと、作業効率が上がり、ミスも減らせます。
- 焦らない: 特に初めての作業では、焦らず一つ一つの工程を丁寧に進めることが大切です。もし失敗しても、落ち着いて原因を特定し、修正しましょう。
D-subコネクタ自作に関するよくある質問

- D-subコネクタのピンアサインはどこで確認できますか?
- D-subコネクタの種類は何がありますか?
- D-subコネクタの圧着とはんだ付け、どちらが良いですか?
- D-subコネクタの自作は難しいですか?
- D-subコネクタの結線図はどこで確認できますか?
D-subコネクタのピンアサインはどこで確認できますか?
D-subコネクタのピンアサインは、その用途や規格によって異なります。一般的には、接続する機器の取扱説明書や、インターネット上の電子部品メーカーのウェブサイト、技術情報サイトなどで確認できます。例えば、RS-232CやVGAなどの標準的な用途であれば、多くの情報が公開されています。複数の情報源で確認し、使用するコネクタと機器の仕様に合った正確なピンアサインを把握することが大切です。
D-subコネクタの種類は何がありますか?
D-subコネクタは、ピンの数と列数によって様々な種類があります。代表的なものには、9ピン(DE-9)、15ピン(DA-15、DE-15)、25ピン(DB-25)、37ピン(DC-37)、50ピンなどがあります。 また、ピンの配置が高密度になった「高密度D-sub」や、同軸ケーブルと信号線を組み合わせた複合型なども存在します。
用途に応じて適切なピン数のコネクタを選ぶ必要があります。
D-subコネクタの圧着とはんだ付け、どちらが良いですか?
圧着とはんだ付けにはそれぞれメリットとデメリットがあります。はんだ付けは、確実な電気的接続が得られ、特殊な結線にも対応しやすいですが、作業者の技能が品質に影響します。 一方、圧着は専用工具を使うことで安定した品質が得やすく、多数のケーブルを製作するのに適していますが、専用工具が必要で、一度圧着したピンは再利用できない場合があります。
どちらが良いかは、製作するケーブルの数量、必要な品質、利用できる工具、そして作業者のスキルによって異なります。 少量で特殊なケーブルを作るならはんだ付け、大量生産や安定性を重視するなら圧着がおすすめです。
D-subコネクタの自作は難しいですか?
D-subコネクタの自作は、初めての方にとっては少し難しく感じるかもしれません。特にピンが小さく、隣接するピンとのショートに注意が必要なため、細かい作業が求められます。しかし、適切な工具を揃え、手順を一つ一つ丁寧に進め、練習を重ねることで、誰でも作れるようになります。 最初は失敗することもあるかもしれませんが、焦らず、この記事で紹介したコツや注意点を参考に挑戦してみてください。
導通チェックを徹底することで、トラブルを早期に発見し、解決に繋げることができます。
D-subコネクタの結線図はどこで確認できますか?
D-subコネクタの結線図は、接続する機器の取扱説明書に記載されていることが多いです。また、インターネット上の電子部品販売サイトや、技術情報を提供するブログ、フォーラムなどでも多くの結線図が公開されています。特定の用途(例:RS-232Cクロスケーブル)であれば、一般的な結線図が広く知られています。信頼できる情報源から、使用する機器とコネクタのタイプに合った結線図を必ず確認するようにしましょう。
まとめ
- D-subコネクタは、D字型の金属シェルを持つ信頼性の高いコネクタです。
- 自作することで、ケーブルの長さや結線方法を自由にカスタマイズできます。
- コスト削減や電子工作スキルの向上にも繋がります。
- D-subコネクタには9ピン、15ピン、25ピンなど様々な種類があります。
- 自作には、コネクタ本体、ケーブル、はんだ、圧着端子などの材料が必要です。
- はんだごて、ワイヤーストリッパー、テスターなどの工具を準備しましょう。
- はんだ付けは、確実な接続が得られる伝統的な進め方です。
- はんだ付けの際は、こて先の清掃と予備はんだが重要です。
- 熱収縮チューブによる絶縁を忘れないようにしましょう。
- 圧着は、安定した品質が得やすい進め方で、専用工具を使います。
- 圧着の際は、芯線の剥き長さと被覆圧着部に注意が必要です。
- ピンアサインと結線図の確認は、自作において最も重要な工程です。
- 結線図は、機器の取扱説明書やインターネットで確認できます。
- オス/メスの違いやケーブルの種類によって結線図の読み方が変わります。
- 完成後は必ずテスターで導通チェックを行い、ショートがないか確認しましょう。
- 作業中は焦らず、無理な力を加えないように注意してください。
- 清潔で整理された作業環境を整えることが成功のコツです。
- D-subコネクタの自作は、練習を重ねることで誰でもできるようになります。
- 不明な点は複数の情報源で確認し、慎重に進めることが大切です。
