「富山医科薬科大学の偏差値はどのくらいだったのだろう?」「現在の富山大学医学部や薬学部の難易度は?」と疑問に思っている受験生や保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、富山医科薬科大学の歴史を紐解きながら、現在の富山大学医学部・薬学部の最新の偏差値や共通テストのボーダーライン、さらには入試対策のコツまで詳しく解説します。富山大学への進学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
富山大学医学部・薬学部への合格を目指すための具体的な情報が満載です。
富山医科薬科大学は富山大学へ!現在の学部と偏差値の概要

かつて存在した富山医科薬科大学は、現在、富山大学の一部となっています。この歴史的背景を理解することは、現在の富山大学医学部・薬学部の位置づけや難易度を把握する上で重要です。
富山医科薬科大学の歴史と富山大学への統合
富山医科薬科大学は、1975年に設置された富山大学医学部を前身としています。その後、1979年には附属病院が、1993年には医学部に看護学科が設置されるなど、医療系教育・研究の中核を担ってきました。しかし、2005年には旧富山大学、高岡短期大学との再編・統合が行われ、現在の総合大学である新・富山大学が誕生しました。
この統合により、富山医科薬科大学の医学部と薬学部は、富山大学の医学部と薬学部として新たなスタートを切ったのです。
富山大学医学部・薬学部の現在の立ち位置
統合後の富山大学は、地域に根ざしながらも国際的な視野を持つ総合大学として発展を続けています。特に医学部医学科は2018年に日本医学教育評価機構(JACME)の分野別評価で国際基準に適合しているとの認定を受けており、北陸3県では初の快挙です。
これは、グローバルスタンダードの医療教育が提供されている証と言えるでしょう。また、薬学部には和漢薬コースが設けられており、世界水準の和漢医薬学総合研究所では西洋医学と東洋医学の融合を図る研究が進められています。 このように、富山大学の医学部と薬学部は、それぞれの分野で特色ある教育と研究を展開し、高い評価を得ています。
富山大学医学部の偏差値と入試難易度

富山大学医学部は、その教育内容と研究実績から、多くの受験生が目指す難関学部の一つです。ここでは、医学部医学科と看護学科それぞれの最新の偏差値と共通テストボーダー、そして入試方式と配点について詳しく見ていきましょう。
医学部医学科の最新偏差値と共通テストボーダー
富山大学医学部医学科の偏差値は、予備校によって多少の差はありますが、概ね62.5~69とされています。 これは全国の医学部の中でも中程度のレベルに位置し、決して易しい難易度ではありません。共通テストの得点率は、81%~84%がボーダーラインの目安となります。
高い共通テストの得点に加え、個別学力試験での確実な得点力が求められるでしょう。
医学部看護学科の最新偏差値と共通テストボーダー
富山大学医学部看護学科の偏差値は、53~55程度です。 医学科と比較すると偏差値は下がりますが、それでも国公立大学の看護学科としては標準的な難易度と言えます。共通テストの得点率は、64%~71%がボーダーラインの目安です。
看護師だけでなく、助産師の資格取得も目指せるため、人気が高い学科です。
医学部医学科の入試方式と配点
富山大学医学部医学科の入試は、共通テストと個別学力試験、そして面接の総合評価で合否が決まります。2025年度入試からは共通テストに「情報Ⅰ」が加わり、配点が変更されています。 共通テストの配点比率が高いため、共通テストで高得点を取ることが合格への重要な要素です。
個別学力試験では、英語、数学、理科(物理・化学・生物から2科目選択)が課されます。 特に英語は専門性が高く、自由英作文が重視される傾向にあります。 理科は2科目で180分と時間に余裕があるため、焦らずじっくり取り組むことが大切です。 面接も100点の配点があり、医師としての倫理観や人間性が評価されます。
医学部看護学科の入試方式と配点
富山大学医学部看護学科の入試方式も、共通テストと個別学力試験、面接が基本となります。共通テストでは5教科7科目が課され、個別学力試験では小論文と面接が実施されることが多いです。詳細な配点や科目については、必ず最新の募集要項で確認するようにしてください。
看護学科では、医学科や薬学部との共同授業もあり、幅広い視点から医療を学ぶ機会が豊富に用意されています。
富山大学薬学部の偏差値と入試難易度

富山大学薬学部は、「くすりの富山」という地域特性を背景に、和漢薬学の研究にも力を入れている点が特徴です。ここでは、薬学科(6年制)と創薬科学科(4年制)それぞれの最新の偏差値と共通テストボーダー、そして入試方式と配点について詳しく見ていきましょう。
薬学科(6年制)の最新偏差値と共通テストボーダー
富山大学薬学部薬学科(6年制)の偏差値は、63~65と高い水準にあります。 薬剤師を目指す多くの学生が志望するため、競争率も高くなる傾向です。共通テストの得点率は、81%~88%がボーダーラインの目安となります。
高い学力はもちろんのこと、薬剤師としての強い意欲も求められます。
創薬科学科(4年制)の最新偏差値と共通テストボーダー
富山大学薬学部創薬科学科(4年制)の偏差値は、50.0~61程度です。 創薬研究者を目指す学生向けの学科であり、薬学科とは異なる専門性を追求します。共通テストの得点率は、67%~80%がボーダーラインの目安です。
薬学科に比べて偏差値はやや下がりますが、それでも十分な学力が求められることに変わりはありません。
薬学部の入試方式と配点
富山大学薬学部の入試も、共通テストと個別学力試験の総合評価で合否が決定します。共通テストでは5教科7科目が課され、個別学力試験では英語、数学、理科(物理・化学・生物から2科目選択)が一般的です。薬学部では、和漢薬学に関する深い知識や研究への意欲も評価されることがあります。
総合型選抜(地域枠)では、小論文・適性検査(英語、数学、化学、物理における基礎学力を含む)や面接、プレゼンテーションが課される場合もあります。 多様な入試方式があるため、自身の得意分野を活かせる方法を選ぶことが重要です。
富山大学医学部・薬学部と他大学の偏差値比較

富山大学医学部・薬学部を目指す上で、他の国公立大学との比較は非常に役立ちます。ここでは、近隣の大学や全国的な位置づけを比較し、併願を検討する際のポイントを解説します。
近隣の国立大学医学部との比較
富山大学医学部医学科の偏差値は62.5~69と、全国の国立大学医学部の中では中程度のレベルに位置しています。 近隣の国立大学医学部と比較すると、例えば金沢大学医学部や信州大学医学部などと併願を検討する受験生も多いでしょう。 各大学の入試傾向や配点、地域枠の有無などを詳細に比較し、自身の学力や志望度に合った大学を選ぶことが成功するためのコツです。
近隣の国立大学薬学部との比較
富山大学薬学部の偏差値は、薬学科で63~65、創薬科学科で50.0~61とされています。 国公立大学薬学部全体で見ると、東京大学や千葉大学、金沢大学などが上位に位置し、富山大学は標準的な位置づけです。 近隣では金沢大学薬学部などが比較対象となるでしょう。
各大学のカリキュラムや研究分野、卒業後の進路なども考慮に入れ、自分に最適な選択をすることが大切です。
併願を検討する際のポイント
併願校を選ぶ際には、まず自身の学力と志望校の偏差値・共通テストボーダーを照らし合わせることが基本です。加えて、入試科目や配点、出願期間、試験日程が重ならないかを確認する必要があります。また、各大学の特色や教育方針、立地なども重要な要素です。例えば、富山大学は和漢医薬学の研究に強みがあるため、東洋医学に興味がある学生には特に魅力的な選択肢となるでしょう。
オープンキャンパスに参加したり、大学の資料を請求したりして、多角的に情報を集めることをおすすめします。
富山大学医学部・薬学部の入試対策と合格するためのコツ

富山大学医学部・薬学部への合格を勝ち取るためには、計画的で効率的な学習が不可欠です。ここでは、共通テスト対策、個別学力試験対策、そして過去問活用方法について、具体的なコツを紹介します。
共通テスト対策の重要性
富山大学医学部医学科の入試では、共通テストの配点比率が高い傾向にあります。 そのため、共通テストで高得点を取ることが合格への大きな一歩となります。まずは、全科目の基礎を固め、苦手分野をなくすことに注力しましょう。過去問や予想問題集を繰り返し解き、時間配分を意識した練習を重ねることが大切です。
特に、2025年度から導入された「情報Ⅰ」についても、しっかりと対策を進める必要があります。共通テストは基礎学力の定着度を測る重要な試験であり、ここで安定した点数を取ることが、その後の個別学力試験対策にも良い影響を与えます。
個別学力試験対策の進め方
個別学力試験では、医学部医学科の場合、英語、数学、理科(物理・化学・生物から2科目)が課されます。 英語は専門性の高い長文読解や自由英作文が出題される傾向があるため、単語力・文法力に加え、論理的な思考力と表現力を養う練習が必要です。数学や理科は標準的な問題が中心ですが、高得点を取るためには応用力も求められます。
各科目の出題傾向を把握し、重点的に対策を進めましょう。看護学科や薬学部では、小論文や面接が重視される場合もあるため、それぞれの学科の募集要項をよく確認し、対策を立てることが重要です。
過去問を活用した学習方法
過去問は、入試対策において最も重要な資料の一つです。富山大学の過去問を解くことで、出題形式や難易度、時間配分などを具体的に把握できます。ただ解くだけでなく、解答と解説を熟読し、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを徹底的に分析することが大切です。
特に、医学部医学科の理科は2科目で180分と時間に余裕があるため、過去問演習を通じて時間配分の感覚を掴むことが有利に働くでしょう。 複数年分の過去問を繰り返し解き、自分の弱点を克服し、得意分野をさらに伸ばすための具体的な学習計画を立てることをおすすめします。
よくある質問

富山大学医学部の学費はどのくらいですか?
富山大学医学部の学費は、国立大学であるため、他の国立大学医学部と同様に年間535,800円が授業料です。 入学金は282,000円で、6年間でかかる学費の合計は3,496,800円となります。 その他、学生教育研究災害傷害保険料などが別途必要になります。
富山大学薬学部の卒業後の進路は?
富山大学薬学部の卒業生は、企業、病院・薬局、行政、研究機関など、多岐にわたる分野で活躍しています。 直近のデータでは、病院への就職が40%、薬局が34%、製薬会社が14%などとなっています。 富山県内での就職率は25%と低迷傾向にありますが、県内出身者は県外出身者に比べて県内就職率が高い傾向にあります。
富山大学の推薦入試はありますか?
富山大学では、学校推薦型選抜や総合型選抜を実施しています。 医学部医学科では、2022年度入試から一般選抜の後期日程を廃止し、総合型選抜を導入しています。 薬学部でも総合型選抜(研究者養成枠、地域枠)が設けられています。 出願資格や選抜方法、募集人員は学部・学科によって異なるため、必ず最新の募集要項を確認してください。
富山大学のオープンキャンパスはいつ開催されますか?
富山大学のオープンキャンパスは、例年夏頃に開催されます。2026年度は、杉谷キャンパス(医学部・薬学部)で7月12日(薬学部)、7月29日(医学部医学科)、8月7日(医学部看護学科)に開催される予定です。 事前申込制(先着順)となるため、詳細は富山大学のオープンキャンパス特設サイト(6月上旬頃公開予定)を確認し、早めに申し込むことをおすすめします。
富山大学の入試科目を教えてください。
富山大学の入試科目は、学部・学科や入試方式によって異なります。一般選抜(前期日程)の場合、共通テストでは5教科7科目が課されることが多く、個別学力試験では英語、数学、理科(物理・化学・生物から2科目)が一般的です。 総合型選抜や学校推薦型選抜では、小論文や面接、プレゼンテーションなどが課されることもあります。
志望する学部・学科の最新の募集要項を必ず確認し、必要な科目を把握することが重要です。
まとめ
- 富山医科薬科大学は2005年に富山大学に統合された。
- 現在の富山大学医学部・薬学部が旧富山医科薬科大学の系譜を受け継いでいる。
- 富山大学医学部医学科の偏差値は62.5~69程度。
- 医学部医学科の共通テストボーダーは81%~84%が目安。
- 富山大学医学部看護学科の偏差値は53~55程度。
- 看護学科の共通テストボーダーは64%~71%が目安。
- 富山大学薬学部薬学科(6年制)の偏差値は63~65程度。
- 薬学科の共通テストボーダーは81%~88%が目安。
- 富山大学薬学部創薬科学科(4年制)の偏差値は50.0~61程度。
- 創薬科学科の共通テストボーダーは67%~80%が目安。
- 富山大学医学部・薬学部は共通テストの配点比率が高い傾向にある。
- 個別学力試験では英語の自由英作文や理科の論述対策が重要。
- 過去問を活用した徹底的な分析と演習が合格へのコツ。
- 富山大学医学部の6年間の学費総額は約350万円。
- 富山大学薬学部の卒業生は病院、薬局、企業など多様な進路に進む。
- 富山大学では学校推薦型選抜や総合型選抜も実施している。
