お気に入りのスニーカーをきれいに保ちたいけれど、手洗いは大変だと感じていませんか?スニーカーウォッシャーを使えば、大切な靴を傷つけることなく、手軽に清潔にできます。本記事では、スニーカーウォッシャーの種類から正しい使い方、注意点まで詳しく解説します。
スニーカーウォッシャーの種類とそれぞれの特徴

スニーカーウォッシャーには、大きく分けてコインランドリーに設置されている専用機と、自宅の洗濯機で使うタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、ご自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
コインランドリーのスニーカー専用ウォッシャー
コインランドリーに設置されているスニーカー専用ウォッシャーは、強力なブラシと専用洗剤で、手洗いでは難しい頑固な汚れも効果的に落とすことが可能です。らせん状に植毛されたスパイラルブラシや底面の補助ブラシが、靴の表面を優しく撫でるように動き、汚れを掻き出します。洗剤は自動で投入されるため、持ち込む手間がありません。
多くの場合、大人用2足、子供用4足程度を一度に洗うことができ、洗濯後にそのまま専用乾燥機(スニーカードライヤー)を利用できるため、非常に便利です。AQUAやSHARP(TOSEI)などのメーカーが業務用機器を提供しており、短時間で効率よくスニーカーをきれいにしたい方におすすめです。
家庭用洗濯機で使えるスニーカー洗濯ネット
自宅の洗濯機でスニーカーを洗いたい方には、スニーカー洗濯ネットが役立ちます。このネットは、洗濯機と靴の双方をダメージから守るために設計されており、肉厚な素材やマイクロファイバーの裏起毛が特徴です。ネットに入れることで、洗濯中の摩擦による型崩れや傷つきを防ぎ、洗濯槽への負担も軽減します。また、マイクロファイバーが細かい汚れを掻き出す効果も期待できます。
靴紐を収納するポケットが付いている製品もあり、絡まりを防ぎながら一緒に洗える工夫がされています。「ズックリーンネット」や「シューズ丸洗いブラッシングネット」といった商品が代表的で、手軽に自宅でスニーカーケアをしたい場合に重宝します。
小型・バケツ型スニーカー専用洗濯機
家庭用の小型スニーカー専用洗濯機は、自宅で手軽にスニーカーを洗いたい方に適しています。バケツ型やミニランドリータイプが多く、ブラシが内蔵されているものもあり、手洗い感覚で汚れを落とせるのが魅力です。通常の洗濯物とは分けて洗えるため、衛生面が気になる方や、泥汚れがひどいスニーカーの予洗いにも便利です。脱水機能が付いている製品もあり、洗濯から脱水までを一台で完結できるものもあります。
コンパクトなサイズなので、設置場所に困りにくく、必要な時にサッと使える点が大きなメリットと言えるでしょう。
スニーカーウォッシャーを使う前の大切な準備

スニーカーウォッシャーを効果的に使い、靴を傷めないためには、事前の準備が非常に重要です。この準備を怠ると、汚れが落ちにくかったり、思わぬトラブルにつながったりする可能性があります。
泥や大きな汚れをしっかり落とす
スニーカーウォッシャーに入れる前に、靴に付着した泥や砂、小石などの大きな汚れは必ず事前に落としておきましょう。特にスポーツやアウトドアで汚れた靴は、ブラシや古歯ブラシを使って、靴底の溝やアッパー部分の泥を丁寧に掻き出すことが大切です。この一手間をかけることで、洗濯槽内への汚れの蓄積を防ぎ、他の靴への汚れ移りを抑えられます。
また、事前に大きな汚れを取り除くことで、ウォッシャーの洗浄効果を最大限に高め、よりきれいに洗い上げることが期待できます。
靴紐とインソール(中敷き)を外す
スニーカーをウォッシャーに入れる際は、靴紐とインソール(中敷き)を必ず外してください。靴紐は洗濯中に絡まったり、他の部分に引っかかったりして損傷する可能性があります。また、インソールは靴本体よりも汚れが蓄積しやすく、外して別々に洗うことで、より隅々まで清潔に保てます。外した靴紐やインソールも、洗濯ネットに入れるか、手洗いするなどして、本体とは別に丁寧に洗いましょう。
これにより、靴全体の汚れ落ちが向上し、型崩れのリスクも減らせます。
洗濯表示と素材を確認する
スニーカーウォッシャーを使用する前に、必ずスニーカーの洗濯表示を確認し、素材が洗濯機洗いに適しているかを確認しましょう。一般的に、キャンバス、メッシュ、ナイロン、ポリエステルなどの布製スニーカーや上履きは洗濯機で洗えます。しかし、革靴、スエード、合皮、スパイク付きの靴、長靴、スリッパ、ブーツ、パンプス、装飾が多い靴、または接着剤が使われている靴は、洗濯機での洗浄には不向きです。
これらの素材は水や摩擦に弱く、型崩れ、色落ち、素材の劣化、接着剤の剥がれなどを引き起こす可能性があります。劣化が激しい靴も、洗濯中に破損する恐れがあるため、ウォッシャーの使用は避けるべきです。
スニーカーウォッシャーの正しい使い方手順

準備が整ったら、いよいよスニーカーウォッシャーを使って洗濯を始めましょう。ここでは、一般的な使い方と、よりきれいに仕上げるためのコツをご紹介します。
スニーカーをウォッシャーに入れる
コインランドリーの専用ウォッシャーを使用する場合、大人用は2足、子供用は4足が一度に洗える目安です。靴を入れる際は、靴底を内側に向けるようにセットすると、ブラシが汚れを落としやすくなります。家庭用洗濯機で洗濯ネットを使う場合は、片足ずつネットに入れるのが理想的です。靴紐はネット内の専用ポケットに入れるか、固く結んでからネットに入れましょう。
複数の靴を一度に洗うと、洗濯機や靴への負担が大きくなるため、容量を守って洗うことが大切です。
洗剤の選び方と投入
コインランドリーのスニーカーウォッシャーは、多くの場合、専用洗剤が自動で投入されるため、自分で用意する必要はありません。自宅の洗濯機で洗う場合は、液体洗剤の使用をおすすめします。粉末洗剤は溶け残りが靴に付着する可能性があるため、避けた方が無難です。靴専用の洗剤も市販されており、泥汚れに特化したものや、つけ置きで汚れを浮かせやすいタイプもあります。
素材に優しい中性洗剤を選ぶと、靴へのダメージをさらに抑えられます。
洗濯コースと水温の設定
コインランドリーの専用ウォッシャーは、スニーカーに最適な洗濯コースが設定されています。自宅の洗濯機で洗う際は、「おしゃれ着コース」や「手洗いコース」など、優しく洗えるコースを選びましょう。強い水流や高速回転は、靴の型崩れや素材の劣化につながる可能性があります。水温は、ぬるま湯の方が汚れが落ちやすい傾向がありますが、素材によっては熱に弱いものもあるため注意が必要です。
特にデリケートな素材の場合は、冷水で洗うことを検討してください。他の衣類とは必ず分けて単独で洗うことが、色移りや損傷を防ぐための鉄則です。
洗濯後の追加脱水と乾燥
洗濯が完了したら、すぐに乾燥に移る前に「追加脱水」を行うことをおすすめします。コインランドリーのウォッシャーには追加脱水機能が備わっていることが多く、靴の向きを逆にして脱水すると、より効果的に水分を取り除けます。これにより、その後の乾燥時間を短縮し、生乾きによる不快な臭いを防ぐことができます。乾燥は、コインランドリーのスニーカードライヤーを利用するのが最も効率的です。
靴をハンガーに差し込み、奥までしっかり入れて乾燥させましょう。乾燥時間は靴の種類や厚さによって異なりますが、20分から40分が目安です。自宅で自然乾燥させる場合は、直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干ししてください。シューツリーやタオルを詰めて形を整えると、型崩れを防ぎながら早く乾かせます。
スニーカーウォッシャー利用時の注意点とよくある疑問
スニーカーウォッシャーは便利ですが、使い方を誤ると靴を傷めたり、期待通りの効果が得られなかったりすることもあります。ここでは、特に注意したい点とよくある疑問にお答えします。
他の洗濯物と一緒に洗わない
スニーカーを洗濯機で洗う際は、他の衣類と一緒に洗うのは絶対に避けましょう。スニーカーの泥や汚れが衣類に移ってしまうだけでなく、硬い靴底や金具が衣類を傷つける可能性があります。また、衣類がスニーカーに絡みつき、型崩れの原因になったり、汚れが落ちにくくなったりすることもあります。特に白い衣類と一緒に洗うと、色移りの危険性が高まるため注意が必要です。
洗濯槽を傷つけるリスクも考慮し、スニーカーは必ず単独で洗うようにしてください。
洗えない素材や劣化している靴は避ける
前述の通り、革、スエード、合皮、スパイク付きの靴、装飾が多い靴、接着剤が使われている靴、そして劣化が激しい靴は、スニーカーウォッシャーでの洗濯には適していません。これらの素材は水や摩擦に弱く、洗濯機にかけることで縮み、色落ち、剥がれ、型崩れなどの深刻なダメージを受ける可能性があります。特に加水分解が進んでいる靴や、靴底が剥がれかかっている靴は、洗濯中に完全に破損してしまう恐れがあります。
大切な靴を守るためにも、洗濯表示をよく確認し、不安な場合は手洗いするか、靴専門のクリーニング店に依頼することを検討しましょう。
乾燥機使用の注意点
家庭用の衣類乾燥機でスニーカーを乾燥させるのは、熱による素材の劣化や型崩れのリスクがあるため、あまりおすすめできません。特にデリケートな素材や接着剤が使われている靴は、高温でダメージを受けやすいです。コインランドリーのスニーカードライヤーは、靴専用に設計されているため比較的安心して使えますが、それでも厚手の靴は乾燥時間を長めに設定するなど、靴の種類に応じた調整が必要です。
完全に乾いていない状態で放置すると、生乾き臭の原因にもなるため、乾燥はしっかりと行いましょう。自然乾燥させる場合は、直射日光を避けて風通しの良い場所で陰干しし、シューツリーや新聞紙などを詰めて形を整えるのが良い方法です。
スニーカーウォッシャーに関するよくある質問

スニーカーウォッシャーはどんな靴に使えるの?
キャンバス、メッシュ、ナイロン、ポリエステルなどの布製スニーカーや上履きが主な対象です。革靴、スエード、合皮、スパイク付き、長靴、スリッパ、ブーツ、パンプス、装飾が多い靴、劣化が激しい靴は避けるべきです。
手洗いと比べてどれくらいきれいになる?
コインランドリーの専用ウォッシャーは、強力なブラシと専用洗剤で手洗いでは難しい頑固な汚れも効果的に落とせます。家庭用洗濯ネットでも、手洗いよりも手間なく、ある程度の汚れをきれいにできます。
スニーカーウォッシャーを使う頻度は?
頻繁に履くスニーカーであれば、衛生面を考慮して3ヶ月に1回程度の頻度がおすすめです。使用頻度が低い場合は、汚れや臭いが気になった時に洗うのが良いでしょう。
洗濯機で洗うと本当に傷まない?
正しい準備と使い方をすれば、スニーカーへのダメージを最小限に抑えられます。特に洗濯ネットの使用や、デリケートな素材を避けることが重要です。コインランドリーの専用機は、スニーカーの傷みを軽減する設計がされています。
スニーカーウォッシャーはどこで買えるの?
コインランドリーに設置されている専用機は利用する形になります。家庭用洗濯ネットは、ホームセンターやドラッグストア、オンラインストアなどで購入できます。小型の家庭用スニーカー専用洗濯機も家電量販店やオンラインストアで販売されています。
まとめ
- スニーカーウォッシャーにはコインランドリー用と家庭用がある。
- コインランドリー専用機は強力なブラシで頑固な汚れを落とす。
- 家庭用洗濯ネットは型崩れや傷つきを防ぐ。
- 小型専用洗濯機は自宅で手軽に洗いたい時に便利。
- 使用前には泥や大きな汚れを必ず落とす。
- 靴紐とインソールは外して別々に洗うのが良い。
- 洗濯表示を確認し、洗える素材か見極める。
- 革やスエード、合皮はウォッシャー洗いに不向き。
- コインランドリーでは容量を守って靴を入れる。
- 家庭用洗濯機では液体洗剤と弱めのコースを選ぶ。
- 洗濯後の追加脱水で乾燥時間を短縮できる。
- 乾燥は専用機か自然乾燥で、直射日光は避ける。
- 他の洗濯物と一緒に洗うのは色移りや損傷の原因。
- 劣化が激しい靴はウォッシャーの使用を控える。
- 正しい使い方で大切なスニーカーを長くきれいに保てる。
