大切な住まいを火災から守ることは、誰もが願うことです。特に外壁材は、火災の延焼を防ぐ上で非常に重要な役割を担っています。本記事では、建材メーカーとして知られるケイミューの外壁材が持つ火災への強さ、そしてその防火性能の秘密を詳しくお伝えします。
ケイミュー外壁材は火災に強い!その理由と認定基準

ケイミューの外壁材は、厳しい国の基準をクリアした高い防火性能を持っています。大切な住まいを火災から守るために、どのような対策が施されているのか、具体的な認定基準とともに見ていきましょう。
国土交通大臣認定の防火性能とは
建築基準法では、建物の安全性を確保するために、使用する建材に一定の防火性能を求めています。ケイミューの外壁材は、この国の基準に基づき、国土交通大臣から「不燃材料」「準不燃材料」「耐火構造」「準耐火構造」などの認定を取得しています。不燃材料は火災時に20分以上、準不燃材料は10分以上、燃焼や変形、溶解しないと定められており、これらの認定は、ケイミュー製品が火災に対して非常に強い抵抗力を持つことを示しています。
住宅性能表示制度における耐火等級
「住宅性能表示制度」は、住宅の品質を客観的に評価するための制度です。この制度の「火災時の安全」に関する「耐火等級」において、ケイミューの外壁材は火熱を遮る時間の長さを評価した等級3に対応し、一部の商品は最高等級である等級4にも対応しています。これにより、万が一隣家で火災が発生した場合でも、延焼による被害を最小限に抑える効果が期待できるのです。
ケイミュー製品の具体的な防火対策とラインナップ

ケイミューは、様々な製品ラインナップで住まいの防火性を高めています。ここでは、主要な外壁材の種類と、それぞれが持つ具体的な防火性能についてご紹介します。
窯業系サイディングの火災への強さ
ケイミューの主力製品である窯業系サイディングは、セメント質と繊維質を主原料としており、その特性から非常に火災に強いのが特徴です。国土交通大臣の防火認定を取得しており、火災の延焼を抑制する効果が高いとされています。また、窯業系サイディングは軽量であるため、地震の際の建物の揺れを小さく抑えることにも貢献し、耐震性と防火性を両立した建材として注目されています。
金属サイディング「はる・一番」の防火性能
金属サイディング「はる・一番」も、ケイミューが提供する防火性能に優れた外壁材の一つです。溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板(GLめっき鋼板)に塗装を施したもので、軽量でありながら高い耐久性と耐候性を誇ります。この製品も、45分準耐火構造や防火構造の認定を取得しており、木造軸組構造や鉄骨造の建物において、火災時の安全性を高める役割を果たします。
革新的な「KMEW耐火シート」の役割
ケイミューは、外壁の防火性能をさらに高めるために「KMEW耐火シート」を開発しました。この耐火シートは、軽量で取り扱いが容易なため、施工時の負担を軽減し、工期短縮にも貢献します。さらに、このシートを用いることで、業界で初めて外壁の1時間耐火構造認定を取得しました。これにより、より高いレベルでの火災対策が可能となり、住まいの安全性を一層高めることができます。
外壁材選びで知っておきたい防火地域のルール
家を建てる場所によっては、外壁材に求められる防火性能が異なります。防火地域や準防火地域といった建築基準法のルールを理解し、適切な外壁材を選ぶことが重要です。
防火地域・準防火地域とは
防火地域や準防火地域は、市街地における火災の危険を防ぐために、建築基準法で定められた地域区分です。これらの地域では、建物の構造や使用する建材に厳しい制限が設けられています。特に外壁材には、火災の延焼を防ぐための高い性能が求められ、不燃材料や準不燃材料、耐火構造、準耐火構造などの認定を受けた製品の使用が義務付けられることがあります。
これらの地域で建築を計画する際は、地域の規制を事前に確認し、適切な建材を選ぶことが不可欠です。
ケイミュー製品が対応する防火構造・準耐火構造
ケイミューの外壁材は、防火地域や準防火地域での建築に対応できるよう、様々な防火構造・準耐火構造の認定を取得しています。例えば、窯業系サイディングや金属サイディングの多くは、1時間耐火構造、1時間準耐火構造、45分準耐火構造、防火構造といった認定を受けています。これらの認定は、ケイミュー製品が厳しい防火基準を満たしている証であり、防火地域での家づくりにおいて、安心して選べる建材であることを意味します。
ケイミュー工場火災の過去と現在の状況

過去にはケイミューの工場で火災が発生した事例もあります。しかし、この経験を乗り越え、現在は生産体制も完全に復旧しています。その詳細と、企業としての対応についてお伝えします。
堺工場火災の概要と影響
2024年12月25日未明、ケイミューの堺工場(大阪府堺市)において火災が発生しました。この火災は塗装工程で発生しましたが、幸いにも人的被害や近隣への延焼はありませんでした。火災により塗装設備の一部が損傷し、一時的に一部商品の納期に影響が出ましたが、迅速な対応により事態は収束しました。
迅速な復旧と安定供給への取り組み
ケイミューは、堺工場での火災発生後、速やかに復旧作業を進めました。そして、2025年2月12日には塗装設備の復旧が完了し、全面的に生産を再開できる運びとなりました。この迅速な復旧により、品薄となっていた商品の優先的な生産が行われ、早期に安定した商品供給体制が回復しました。ケイミューは、この経験を乗り越え、お客様への影響を最小限に抑えるための努力を続けています。
よくある質問

- ケイミューのサイディングは本当に燃えにくいですか?
- 不燃材料と準不燃材料の違いは何ですか?
- 防火地域で家を建てる場合、どのような外壁材を選べば良いですか?
- ケイミューの製品は火災保険の割引対象になりますか?
- ケイミューの耐火シートはどのような効果がありますか?
ケイミューのサイディングは本当に燃えにくいですか?
はい、ケイミューの窯業系サイディングは、セメント質と繊維質を主原料としているため、非常に燃えにくい特性を持っています。国土交通大臣認定の不燃材料や準不燃材料、耐火構造などの認定を取得しており、火災の延焼を抑制する効果が高いとされています。
不燃材料と準不燃材料の違いは何ですか?
不燃材料は、火災で加熱された場合に20分以上、燃焼や変形、溶解しない材料と建築基準法で定められています。一方、準不燃材料は、10分以上燃焼や変形、溶解しない材料です。どちらも高い防火性能を持つ材料ですが、不燃材料の方がより長い時間、火熱に耐えることができます。
防火地域で家を建てる場合、どのような外壁材を選べば良いですか?
防火地域で家を建てる場合は、建築基準法で定められた防火性能基準を満たす外壁材を選ぶ必要があります。ケイミューの製品では、国土交通大臣認定の耐火構造や準耐火構造、防火構造に対応した窯業系サイディングや金属サイディングが豊富にラインナップされています。建築予定地の地域区分を確認し、適切な認定を受けた製品を選びましょう。
ケイミューの製品は火災保険の割引対象になりますか?
ケイミューの外壁材が国土交通大臣認定の耐火構造や準耐火構造、防火構造を取得している場合、火災保険の割引対象となる可能性があります。これは、建物の防火性能が高いと認められるためです。詳細については、ご加入予定の火災保険会社にご確認ください。
ケイミューの耐火シートはどのような効果がありますか?
KMEW耐火シートは、外壁の防火性能を向上させるための革新的な製品です。このシートを使用することで、外壁が1時間耐火構造の認定を取得できるようになり、火災時の延焼防止効果を大幅に高めることができます。軽量で施工性も良く、住まいの安全性を高める上で非常に有効な選択肢です。
まとめ
- ケイミューの外壁材は高い防火性能を持つ。
- 国土交通大臣認定の不燃・準不燃材料を使用。
- 耐火構造や準耐火構造の認定も取得している。
- 住宅性能表示制度の耐火等級3・4に対応。
- 隣家からの延焼被害を最小限に抑える効果がある。
- 窯業系サイディングは火災に強く、耐震性も高い。
- 金属サイディング「はる・一番」も防火性能に優れる。
- KMEW耐火シートは1時間耐火構造認定に貢献。
- 防火地域・準防火地域では適切な外壁材選びが重要。
- ケイミュー製品は防火地域の規制に対応可能。
- 過去の工場火災は迅速に復旧し、生産は安定。
- 火災保険の割引対象となる可能性がある。
- 住まいの安全性を高めるための選択肢が豊富。
- 建材選びは専門家への相談がおすすめ。
- ケイミューは火災対策に力を入れているメーカー。
