クトゥルフ神話TRPGを始める上で、自分だけの分身となる「探索者」を作成するキャラクターシート（キャラシ）作りは、ゲームの醍醐味の一つです。しかし、初めての方にとっては、どこから手をつけて良いか迷ってしまうかもしれません。本記事では、クトゥルフキャラシの基本的な作り方から、魅力的な探索者を生み出すためのコツまで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。
この記事を読めば、あなたもきっと、物語を彩る素晴らしい探索者を作り上げられるでしょう。
クトゥルフ神話TRPGのキャラクターシートとは？
クトゥルフ神話TRPGを始める上で欠かせないキャラクターシート（キャラシ）について、その役割と重要性を解説します。キャラシは、あなたがゲームで操作する探索者の全てが詰まった、いわば「履歴書」のようなものです。この一枚の紙に、探索者の能力、背景、持ち物などが詳細に記され、ゲーム中のあらゆる行動の基準となります。
例えば、重いものを持ち上げるには筋力（STR）が、隠された手がかりを見つけるには目星（DEX）といった能力値が参照されます。キャラシは単なるデータではなく、あなたの探索者の個性や物語を表現する大切なツールなのです。
ゲームマスター（GM）は、このキャラシを見てシナリオの難易度を調整したり、探索者の背景を物語に組み込んだりすることもあります。そのため、丁寧に作り込むことで、より深くゲームの世界に没入し、忘れられない体験をすることができるでしょう。
探索者の「履歴書」としての役割
キャラクターシートは、プレイヤーが操作する「探索者」の能力や背景、持ち物などを記録する大切なシートです。探索者の名前、年齢、性別、職業といった基本的なプロフィールはもちろん、筋力（STR）、体力（CON）、知力（INT）といった8つの基本ステータスが記載されます。これらのステータスは、探索者がどれだけ力持ちか、どれだけ病気に強いか、どれだけ賢いかといった、そのキャラクターの身体的・精神的な特徴を示します。
また、特定の行動の成功率を示す「技能」の数値も記録され、例えば「拳銃」の技能が高ければ銃の扱いに長けていることがわかります。
さらに、探索者の正気度（SAN値）や耐久力（HP）、マジックポイント（MP）といった、ゲームの進行に大きく関わる数値もキャラシに記載されます。これらの数値は、探索者がどれだけ恐怖に耐えられるか、どれだけ傷に強いか、どれだけ魔術を使えるかを示すものです。 キャラシは、探索者がどのような人物で、何が得意で、何が苦手なのかを一目で把握できる、まさに「探索者の履歴書」と言えるでしょう。
6版と7版、キャラシの違いを理解する
クトゥルフ神話TRPGには主に第6版と第7版があり、それぞれキャラクターシートの項目や作成方法に違いがあります。日本で長く親しまれてきたのが「クトゥルフ神話TRPG」（通称6版）で、2019年に発売された「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」（通称7版）は、ルールが全面的に改稿・アップデートされたものです。
主な違いとしては、7版では基本ステータスの算出方法が変更され、6版の数値を5倍した値を用いるようになりました。 また、ダメージ・ボーナスや移動率（MOV）といった新しいステータスが追加されたり、技能ポイントの割り振り方にも変更があります。 どちらの版で遊ぶかは、一緒にプレイするGMや他のプレイヤーと相談して決めるのが一般的です。
参加するセッションがどちらの版に対応しているかを確認し、適切なルールブックやキャラクターシートを用意することが重要です。
キャラクターシート作成に必要な準備物
キャラシ作成をスムーズに進めるために、事前に用意しておきたいものをリストアップします。これらの準備を整えることで、迷うことなく、効率的に自分だけの探索者を作り上げることができます。特に、ルールブックはキャラクター作成の根幹となる情報源なので、必ず手元に置いておきましょう。また、ダイスや筆記用具といった物理的なアイテムだけでなく、最近ではデジタルツールも充実しており、これらを活用することでより手軽にキャラシ作成を楽しめます。
必要なものを揃えておくことで、キャラシ作成の進め方が格段に楽になります。
ルールブックは必須の資料
キャラクター作成の具体的な数値やルールが記載されているため、必ず手元に用意しましょう。クトゥルフ神話TRPGのルールブックには、探索者の能力値の決め方、技能のリストと初期値、職業ごとの推奨技能、正気度や耐久力の算出方法など、キャラシ作成に必要な情報が全て網羅されています。 特に、6版と7版ではルールが異なるため、自分が参加するセッションの版に対応したルールブックを用意することが大切です。
ルールブックは、KADOKAWAから出版されているものが一般的で、書店やオンラインストアで購入できます。 また、公式アプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」を利用すれば、デジタル版で両方のルールブックを参照することも可能です。 ルールブックを読み込むことで、キャラクター作成の背景にある世界観やルールを深く理解でき、より魅力的な探索者を生み出す助けとなるでしょう。
ダイスと筆記用具、またはデジタルツール
能力値を決定するためのダイス（サイコロ）と、記録するための筆記用具やPC・スマホアプリの準備も大切です。クトゥルフ神話TRPGでは、探索者の基本ステータスを決定する際に、主に6面ダイス（3D6など）を振って数値を決めます。 そのため、実際にダイスを振る楽しさを味わいたい方は、物理的なダイスセットを用意すると良いでしょう。
また、作成したキャラシを記録するために、鉛筆や消しゴム、そしてブランクのキャラクターシートが必要です。
最近では、オンラインセッションの普及に伴い、デジタルツールを使ったキャラシ作成も一般的になっています。 「いあきゃら」や「クトゥルフWEBダイス」、「Charaeno」といったウェブサイトでは、ダイスロールの自動化や、能力値からの自動計算、さらにはココフォリアなどのオンラインセッションツールとの連携機能も提供されています。
これらのツールを活用すれば、手軽にキャラシを作成・管理でき、初心者の方でも安心して進められます。
クトゥルフキャラシ作成の具体的な進め方
いよいよキャラクターシート作成の具体的なステップに入ります。一つずつ丁寧に確認していきましょう。この進め方に沿って作業を進めることで、迷うことなく、着実に自分だけの探索者を作り上げることができます。特に、ダイスロールで決定する基本ステータスは、探索者の基礎となる重要な要素です。焦らず、各ステップを確実にこなすことが、理想の探索者を作り上げるための鍵となります。
基本ステータスの決定（ダイスロール）
探索者の身体能力や精神力を表す基本ステータスをダイスロールで決定します。クトゥルフ神話TRPGのキャラクター作成では、まずSTR（筋力）、CON（体力）、POW（精神力）、DEX（敏捷性）、APP（外見）、SIZ（体格）、INT（知力）、EDU（教育）という8つの基本ステータスを決めます。 これらの数値は、通常、6面ダイスを複数回振ってその合計値で決定されます。
例えば、STRは3D6（6面ダイスを3回振った合計）で決まることが多いです。 7版では、これらのダイスロールで出た数値を5倍してキャラシに記入する形式が一般的です。
ダイスロールの結果はランダムなので、時には思い通りの数値が出ないこともあります。しかし、それが探索者の個性となり、物語に意外な展開をもたらすこともあります。気に入らない数値が出た場合でも、GMの許可があれば振り直しができる場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
各ステータスの意味と算出方法
STR（筋力）、CON（体力）、POW（精神力）など、それぞれのステータスが持つ意味と、ダイスでの算出方法を詳しく説明します。これらのステータスは、探索者の基本的な能力を表し、ゲーム中の様々な行動判定に影響を与えます。
- STR（Strength：筋力）：重いものを持ち上げたり、力比べをしたりする際に使われます。通常、3D6で算出します。
- CON（Constitution：体力）：病気や毒への抵抗力、肉体的な頑丈さを表します。通常、3D6で算出します。
- POW（Power：精神力）：精神的な強さ、意志の力、魔術的な能力に影響します。SAN値（正気度）の基礎にもなります。通常、3D6で算出します。
- DEX（Dexterity：敏捷性）：素早さ、器用さ、反応速度を表します。回避行動や細かい作業に影響します。通常、3D6で算出します。
- APP（Appearance：外見）：探索者の見た目の魅力を表します。対人交渉などに影響することがあります。通常、3D6で算出します。
- SIZ（Size：体格）：探索者の体の大きさや体重を表します。耐久力やダメージボーナスに影響します。通常、2D6+6で算出します。
- INT（Intelligence：知力）：知識、理解力、記憶力を表します。アイデア判定や技能ポイントの算出に影響します。通常、2D6+6で算出します。
- EDU（Education：教育）：学歴や教養の度合いを表します。知識技能の初期値や職業技能ポイントの算出に影響します。通常、2D6+6で算出します。
これらの数値は、探索者の個性や得意分野を決定する重要な要素となります。例えば、STRやCONが高い探索者は肉体派、INTやEDUが高い探索者は知識派といった具合です。
耐久力、正気度、幸運、マジックポイントの算出
基本ステータスから導き出される、探索者の生命力や精神の安定度を示す数値を計算します。これらの数値は、ゲーム中に探索者がダメージを受けたり、恐ろしいものに遭遇したりした際に減少する可能性があり、探索者の生存に直結する重要な要素です。
- 耐久力（HP）：探索者の生命力を表し、ダメージを受けると減少します。6版では(CON+SIZ)÷2（端数切り上げ）で算出されます。 7版では、CONとSIZの合計値から算出される「ビルド」という概念も関連します。
- 正気度（SAN値）：探索者の精神的な安定度を表し、クトゥルフ神話の存在に遭遇したり、ショッキングな出来事を経験したりすると減少します。6版ではPOW×5で算出されます。 7版でもPOWが基礎となります。
- 幸運（LUCK）：探索者の運の良さを表し、運任せの状況で判定に使われます。6版ではPOW×5で算出されます。 7版ではダイスロールで決定されることもあります。
- マジックポイント（MP）：魔術を使用する際に消費されるポイントです。6版ではPOWと同値で算出されます。
これらの数値は、探索者の生存戦略や、どのような行動を取るかに大きく影響します。例えば、SAN値が低い探索者は、恐怖に直面した際に狂気に陥りやすい傾向があるでしょう。
職業の選択と技能ポイントの割り振り
探索者の過去や専門分野を決定し、それに伴う技能ポイントを割り振ります。職業は、探索者がどのような人生を送ってきたか、何を得意としているかを具体的に示す重要な要素です。 例えば、「私立探偵」であれば情報収集や対人交渉の技能に長けているでしょうし、「医師」であれば医学や応急手当の技能が高いはずです。 職業を選ぶことで、探索者の個性や役割が明確になり、ゲーム中の行動に説得力が生まれます。
ルールブックには様々な職業が例示されており、それぞれの職業に割り振れる「職業技能ポイント」が定められています。 このポイントを、その職業にふさわしい技能に割り振ることで、探索者の専門性を高めます。さらに、職業とは関係なく、探索者の個人的な興味や趣味で取得できる「興味技能ポイント」もあり、これを活用することで、より人間味あふれるキャラクターを作り上げることができます。
職業と技能の選択は、探索者がシナリオでどのように活躍するかを大きく左右する重要な決定です。
職業技能と興味技能のバランス
選んだ職業によって得られる「職業技能」と、個人的な興味で取得する「興味技能」の割り振り方を解説します。職業技能ポイントは、EDU（教育）やINT（知力）といった基本ステータスに基づいて算出され、選んだ職業に関連する技能に割り振ります。 例えば、考古学者であれば「歴史」や「図書館」といった技能に多くのポイントを割り振ることで、その専門性を表現できます。
一方、興味技能ポイントは、INT（知力）に基づいて算出され、探索者の趣味や特技、意外な一面を表現するために使います。 例えば、普段は真面目な教授が「運転（自動車）」の技能を持っていたり、無口な探偵が「歌唱」の技能を持っていたりすると、キャラクターに深みが生まれます。職業技能と興味技能のバランスを考えることで、単なる「職業」ではなく、血の通った一人の人間としての探索者を作り上げることが可能です。
他のプレイヤーと相談し、役割分担を意識しながら技能を割り振るのも良い方法です。
探索者の背景設定と持ち物の決定
キャラクターに深みを与えるための背景設定や、ゲーム開始時に持っている持ち物を決めます。探索者の背景設定は、単なる能力値の羅列ではない、生きたキャラクターを作り上げる上で非常に重要です。なぜこの探索者はクトゥルフ神話の謎に巻き込まれることになったのか、どんな過去を持っているのか、どんな性格なのかといった要素を考えることで、プレイヤー自身もキャラクターに感情移入しやすくなります。
ルールブックには、容姿の描写、イデオロギー/信念、重要な人々、意味のある場所、秘蔵の品、特徴といった背景設定の項目が用意されています。 これらを埋めることで、探索者の人間関係や価値観、大切にしているものなどが明確になり、物語に厚みが増します。また、ゲーム開始時に持っている持ち物も、探索者の職業や背景に合わせて具体的に考えてみましょう。
例えば、探偵であれば手帳や懐中電灯、医師であれば医療キットなどが考えられます。 持ち物は、探索者の日常や専門性を表現するだけでなく、ゲーム中の謎解きや危機を乗り越えるための重要な手がかりとなることもあります。
魅力的なキャラクターを作るための背景設定のコツ
単なる数値の羅列ではない、物語性のあるキャラクターにするための背景設定の考え方を紹介します。魅力的なキャラクターを作るには、その探索者がなぜ「探索者」になったのか、という動機を明確にすることが大切です。 例えば、失踪した友人を捜している、家族が巻き込まれた事件の真相を追っている、あるいは単に好奇心旺盛で危険な場所に首を突っ込んでしまう、など様々な動機が考えられます。
また、探索者の「弱点」や「欠点」も、キャラクターに人間味を与える重要な要素です。 完璧なヒーローよりも、臆病だったり、特定の恐怖症を持っていたり、過去に何かを後悔していたりするキャラクターの方が、プレイヤーやGM、他のプレイヤーにとっても感情移入しやすく、物語に深みが増します。 秘蔵の品や重要な人々といった項目を通じて、探索者の大切なものや守りたいものを具体的に設定することで、ゲーム中の選択に重みが生まれ、よりドラマチックな展開が期待できるでしょう。
他のプレイヤーが作成したキャラクターを参考にしたり、GMに相談したりしながら、自分だけの物語を持つ探索者を作り上げてみてください。
魅力的なクトゥルフ探索者を作るコツ
ただルール通りに作るだけでなく、よりゲームを楽しめるようなキャラクターにするためのコツをお伝えします。キャラクターシートの数値だけでなく、その裏にある物語や個性を深く掘り下げることで、あなたの探索者は唯一無二の存在となり、セッションをより一層盛り上げてくれるでしょう。これらのコツを参考に、あなただけの特別な探索者を生み出してください。
シナリオに合わせたキャラクター設定の考え方
参加するシナリオの傾向を考慮して、より活躍できる、あるいは物語を盛り上げられるキャラクターを考える方法です。GMから事前にシナリオのジャンル（ホラー、ミステリー、アクションなど）や舞台（現代、1920年代など）を聞いておくことで、それに合わせたキャラクター設定がしやすくなります。 例えば、現代の都市を舞台にしたミステリーシナリオであれば、情報収集に長けたジャーナリストや私立探偵、あるいはIT技術に詳しいエンジニアなどが活躍しやすいでしょう。
また、シナリオによっては特定の技能が推奨される場合もあります。 もちろん、推奨技能がなくてもゲームは楽しめますが、持っていると物語をスムーズに進められたり、重要な手がかりを発見できたりする可能性が高まります。ただし、あまりにもシナリオに特化しすぎると、他のシナリオで使いにくくなることもあるため、汎用性も考慮しつつ、バランスの良いキャラクターを目指すのがおすすめです。
GMと相談しながら、シナリオの雰囲気に合ったキャラクターを想像してみましょう。
弱点や欠点もキャラクターの魅力になる
完璧なキャラクターだけでなく、人間らしい弱点や欠点を持たせることで、より感情移入しやすくなります。例えば、高所恐怖症の探偵、閉所恐怖症の医師、あるいは特定の神話生物に対して異常なほどの恐怖を抱く学者など、弱点があることでキャラクターの人間性が際立ちます。 これらの弱点は、ゲーム中に探索者を窮地に追い込むこともありますが、それを乗り越えようとする姿が物語に深みを与え、プレイヤー自身の達成感にも繋がります。
また、完璧すぎるキャラクターは、時に他のプレイヤーから近寄りがたい印象を与えてしまうこともあります。少し抜けている部分や、人間らしい悩みを抱えているキャラクターの方が、親しみやすく、共感を呼びやすいものです。弱点や欠点は、探索者の個性を際立たせ、物語をより豊かにするスパイスとなるでしょう。
他のプレイヤーとの連携を意識する
チームで協力するTRPGだからこそ、他の探索者との関係性や役割分担を意識したキャラ作りも大切です。例えば、一人が戦闘に長けた肉体派であれば、もう一人は知識や情報収集に特化した学者タイプにするなど、互いの得意分野を補い合えるような構成を考えることで、セッション全体のバランスが良くなります。
また、キャラクター同士の人間関係を設定するのも良い方法です。幼馴染、旧知の友人、職場の同僚、あるいは犬猿の仲だが協力せざるを得ない関係など、事前に設定しておくことで、ゲーム中の会話や行動に自然な流れが生まれます。 他のプレイヤーとキャラクターのアイデアを共有し、お互いのキャラクターがどのように関わり合うかを話し合うことで、より一体感のあるセッションを楽しむことができるでしょう。
協力し、助け合いながら、恐るべきクトゥルフ神話の脅威に立ち向かう探索者たちの物語は、きっと忘れられないものになるはずです。
よくある質問
- クトゥルフ神話TRPGのキャラシはどこで手に入りますか？
- 初心者でも簡単にキャラシは作れますか？
- 6版と7版のキャラシ作成で特に注意すべき点はありますか？
- キャラシ作成で失敗しないためのコツはありますか？
- 魅力的なキャラクターを作るにはどうすればいいですか？
- キャラシ作成にかかる時間はどれくらいですか？
- オンラインセッションでキャラシを作る場合、何か違いはありますか？
クトゥルフ神話TRPGのキャラシはどこで手に入りますか？
ルールブックに付属している他、公式ウェブサイトやファンサイトでテンプレートが配布されています。KADOKAWAのクトゥルフ神話TRPG公式サイトでは、クラシック版（6版）と新版（7版）の探索者シートが無料でダウンロード可能です。 また、「いあきゃら」や「キャラクター保管所」といったオンラインツールでも、キャラシの作成・保存ができます。
初心者でも簡単にキャラシは作れますか？
はい、本記事で紹介する進め方に沿って進めれば、初心者の方でも問題なく作成できます。最初はテンプレートを活用するのがおすすめです。 オンラインのキャラシ作成ツールを使えば、ダイスロールの自動化やポイント計算なども行ってくれるため、より手軽に作成できるでしょう。
6版と7版のキャラシ作成で特に注意すべき点はありますか？
主に技能ポイントの算出方法や、一部ステータスの名称・計算式が異なります。 参加するセッションの版を確認し、対応するルールブックを参照することが重要です。 オンラインツールの中には、6版と7版の両方に対応しているものもあります。
キャラシ作成で失敗しないためのコツはありますか？
焦らず、一つ一つの項目を丁寧に埋めていくことです。また、GM（ゲームマスター）や経験者に質問しながら進めるのも良い方法です。 オンラインツールを活用して、自動計算機能を使うのもミスを防ぐコツです。
魅力的なキャラクターを作るにはどうすればいいですか？
単なる能力値だけでなく、そのキャラクターがなぜ探索者になったのか、どんな過去があるのかといった背景を深く考えることが大切です。 弱点や人間味のある部分も魅力になります。 シナリオの傾向に合わせて設定を調整するのも良いでしょう。
キャラシ作成にかかる時間はどれくらいですか？
初めての方であれば、ルールブックを読み込みながら1～2時間程度かかることが多いです。慣れてくると30分程度で作成できるようになります。オンラインツールを使えば、さらに時間を短縮できる可能性があります。
オンラインセッションでキャラシを作る場合、何か違いはありますか？
基本的な作成方法は同じですが、オンラインツール（ココフォリア、TRPGオンセツールなど）で直接入力したり、共有できるデジタルシートを使うことが多いです。 これらのツールは、他のプレイヤーとの共有や、セッション中の管理に非常に便利です。
まとめ
- クトゥルフキャラシは探索者の能力や背景を記録する大切なシートです。
- 6版と7版でキャラシの形式や作成方法に違いがあります。
- ルールブック、ダイス、筆記用具またはデジタルツールを準備しましょう。
- 基本ステータスはダイスロールで決定し、探索者の基礎能力となります。
- 耐久力、正気度、幸運、マジックポイントを計算で算出します。
- 職業選択は探索者の専門分野と技能ポイントに大きく影響します。
- 職業技能と興味技能をバランス良く割り振ることが大切です。
- 探索者の背景設定はキャラクターに深みと物語性を与えます。
- 魅力的なキャラシはシナリオへの没入感を高めます。
- 弱点や欠点もキャラクターの個性として活かせます。
- 他のプレイヤーとの連携を意識したキャラ作りも重要です。
- キャラシはルールブックや公式・ファンサイトで入手可能です。
- 初心者でも手順通りに進めればキャラシ作成は難しくありません。
- GMや経験者に相談しながら進めるのも良い方法です。
- オンラインセッションではデジタルシートの活用が便利です。