「13cmのシフォンケーキを焼いてみたいけれど、失敗しないか不安」「ふわふわに仕上げるコツを知りたい」そうお考えではありませんか? 小さめサイズのシフォンケーキは、ちょっとしたおやつやプレゼントにもぴったりです。本記事では、初めての方でも安心して作れるように、材料選びから焼き上げ、そしてよくある失敗への対策まで、詳しく解説します。
13cmシフォンケーキの基本レシピと材料
ふわふわのシフォンケーキを作るには、まず適切な材料と道具を揃えることが大切です。13cm型は一般的な17cm型よりも小さいため、材料の分量も調整する必要があります。ここでは、失敗しにくい基本のレシピをご紹介します。
必要な材料一覧(卵の個数、粉の種類など)
13cmのシフォンケーキを作る場合、卵はMサイズ2個を使用するのが一般的です。米粉を使うレシピもありますが、今回は薄力粉を使った基本的なレシピで進めます。卵は卵黄と卵白に分け、卵白は使う直前まで冷蔵庫でしっかり冷やしておくのが、きめ細やかなメレンゲを作るための大切なコツです。
- 卵黄生地
- 卵黄:Mサイズ2個分
- グラニュー糖:15g
- サラダ油(または太白ごま油):30g
- 水:20g
- 塩:ひとつまみ
- バニラオイル:少々
- 薄力粉:35g
- ベーキングパウダー:小さじ1/3
- メレンゲ
- 卵白:Mサイズ2個分
- グラニュー糖:25g
道具の準備と下準備
シフォンケーキ作りでは、道具の準備も成功を左右します。特に、メレンゲを作るボウルやハンドミキサーの羽根に油分や水分が付着していると、卵白がうまく泡立たない原因となるため、清潔なものを用意しましょう。また、型は13cmのシフォンケーキ型(紙型でも可)を使用します。紙型を使う場合は、重なっていることがあるので、必ず1台分を外して使用してください。
- ボウル(卵黄用、卵白用)
- ハンドミキサー(または泡立て器)
- ゴムベラ
- 粉ふるい
- 13cmシフォンケーキ型(アルミ製または紙製)
- 湯煎用の鍋(必要に応じて)
下準備として、薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。サラダ油、水、塩、バニラオイルも別の容器で混ぜ合わせておくと、スムーズに作業を進められます。オーブンは160℃に予熱を開始しておきましょう。
ふわふわに仕上げるための作り方ステップバイステップ

シフォンケーキのふわふわ食感は、メレンゲの泡立て方と生地の混ぜ合わせ方が重要です。ここでは、各工程での大切なポイントを詳しく解説します。
メレンゲ作りの重要性とコツ
シフォンケーキの膨らみは、メレンゲの力に大きく依存しています。卵白は冷蔵庫でしっかり冷やし、ボウルやハンドミキサーの羽根に油分や水分がないことを確認してから泡立て始めましょう。グラニュー糖は一度に加えず、数回に分けて加えながら泡立てると、きめ細かく安定したメレンゲができます。
ハンドミキサーの低速で卵白をほぐし、全体が泡立ってきたらグラニュー糖の1/3量を加えて高速で泡立てます。白っぽくふんわりしてきたら残りのグラニュー糖を2回に分けて加え、ツノがお辞儀するくらいの固さになるまで泡立てましょう。泡立てすぎるとメレンゲが分離しやすくなるため、注意が必要です。
生地作りのポイント
卵黄生地は、卵黄にグラニュー糖を加えて白っぽくもったりするまで泡立てます。次にサラダ油、水を順に加えてその都度よく混ぜ合わせましょう。ここで油分と水分がしっかり乳化していることが、しっとりとした生地に仕上げるコツです。ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。ツヤが出るまでしっかりと混ぜることで、きめ細やかな生地になります。
卵黄生地とメレンゲを混ぜ合わせる際は、メレンゲの泡を潰さないように優しく混ぜることが大切です。まず卵黄生地にメレンゲの1/3量を加えて泡立て器でしっかり混ぜ、残りのメレンゲを2回に分けて加え、ゴムベラで底からすくい上げるように切るように混ぜ合わせます。混ぜすぎるとメレンゲの泡が潰れてしまい、膨らみが悪くなるので注意しましょう。
型への流し込みと焼き時間
生地ができたら、すぐにシフォンケーキ型に流し込みます。型に流し込んだら、10cmほどの高さから軽く落として大きな空気を抜き、菜箸などで数回ぐるぐると回して表面をならしましょう。これにより、焼き上がりの生地のきめが均一になります。
予熱した160℃のオーブンで約25~30分焼くのが目安です。オーブンによって焼きムラがあるため、途中で焼き色が濃くなりすぎる場合は、アルミホイルをかぶせて調整してください。 竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。
焼き上がり後の冷却方法
焼き上がったシフォンケーキは、すぐに型ごと逆さにして冷ますことが重要です。これは、ふわふわの生地が自重でしぼんでしまうのを防ぐためです。瓶などに挿して逆さまにしたり、専用のクーラーを使ったりして、完全に冷めるまで1~2時間放置しましょう。
完全に冷めてから型を外すことで、高さやきめ細かさを保てます。型外しは、シフォンナイフやペティナイフを使って、側面と底を丁寧に剥がすように行いましょう。
シフォンケーキ作りのよくある失敗と解決策

シフォンケーキ作りは、ちょっとしたことで失敗してしまうことがあります。ここでは、よくある失敗の原因と、その解決策をご紹介します。
膨らまない原因と対策
「せっかく焼いたのに、シフォンケーキが膨らまない…」という経験はありませんか?膨らまない主な原因は、メレンゲの泡立て不足、卵黄生地とメレンゲの混ぜすぎ、またはオーブンの温度が低いことなどが考えられます。
対策としては、まずメレンゲをしっかりとしたツノが立つまで泡立てることです。ただし、泡立てすぎも逆効果になるため、ツノがお辞儀する程度の固さを目指しましょう。卵黄生地とメレンゲを混ぜる際は、泡を潰さないように優しく、しかし手早く混ぜ合わせるのが大切です。 また、オーブンの予熱をしっかり行い、庫内が十分に温まっているか確認することも重要です。
焼き縮みを防ぐ方法
焼き縮みは、シフォンケーキが焼き上がった後にしぼんでしまう現象です。これは、焼き時間不足による生焼け、急激な温度変化、または不適切な冷却方法が原因となることが多いです。
焼き縮みを防ぐには、まず焼き時間を適切に守り、竹串テストで中心までしっかり焼けているか確認しましょう。焼き上がったらすぐに型ごと逆さにして冷ますことで、自重によるしぼみを防げます。 また、オーブンから出した後の急激な温度変化も焼き縮みの原因となるため、冷ます場所の温度にも配慮すると良いでしょう。
きめ細かくならない時の見直し点
シフォンケーキの魅力の一つは、そのきめ細やかなふわふわ食感です。しかし、焼き上がりが粗い、または大きな穴ができてしまうこともあります。これは、メレンゲの泡立てが粗い、卵黄生地とメレンゲの混ぜ方が不十分、または型に流し込む際に空気がうまく抜けていないことが原因として挙げられます。
きめ細かく仕上げるには、メレンゲをきめ細かく泡立てることが重要です。グラニュー糖を少しずつ加えながら、ツヤのあるしっかりとしたメレンゲを作りましょう。卵黄生地とメレンゲを混ぜ合わせる際は、ゴムベラで底から大きくすくい上げるように混ぜ、メレンゲの泡を潰しすぎないように注意してください。 型に流し込んだ後、菜箸で生地を数回混ぜて大きな空気を抜くことも、きめ細やかな仕上がりにつながります。
13cmシフォンケーキをもっと楽しむアレンジ

基本のシフォンケーキがマスターできたら、次はアレンジに挑戦してみませんか?13cmの小さめサイズは、様々なフレーバーやデコレーションを試しやすいのも魅力です。
味のバリエーション(紅茶、ココア、抹茶など)
シフォンケーキは、様々なフレーバーと相性が良いお菓子です。例えば、薄力粉の一部をココアパウダーや抹茶パウダーに置き換えるだけで、風味豊かなシフォンケーキが楽しめます。紅茶のシフォンケーキなら、アールグレイなどの茶葉を細かく砕いて生地に混ぜ込むと、上品な香りが広がります。
これらのアレンジをする際は、粉類の総量が大きく変わらないように調整することが大切です。 また、水分量も少し変わる場合があるので、生地の状態を見ながら牛乳や水の量を微調整すると良いでしょう。季節のフルーツを使ったシフォンケーキもおすすめです。
デコレーションのアイデア
シンプルなシフォンケーキも、デコレーション次第で華やかなスイーツに変身します。生クリームを添えるだけでも十分美味しいですが、季節のフルーツを飾ったり、チョコレートソースをかけたりするのも良いでしょう。13cmの小さめサイズなので、デコレーションも気軽に楽しめます。
粉砂糖を軽くふるだけでも、見た目がぐっとおしゃれになります。 また、溶かしたチョコレートで模様を描いたり、ナッツやドライフルーツを散らしたりするのも素敵なアイデアです。プレゼントにする場合は、リボンをかけたり、可愛らしいピックを刺したりするのも喜ばれます。
よくある質問

シフォンケーキ作りに関する、よくある質問とその回答をまとめました。
シフォンケーキ13cm型がない場合は?
シフォンケーキは、真ん中に穴の空いた専用の型で作るのが一般的ですが、型がない場合でも代用できることがあります。例えば、100円ショップなどで手に入る紙製のシフォンケーキ型を利用する方法があります。
紙型は型出しの失敗が少なく、そのままプレゼントできるメリットもあります。 ただし、紙が薄いと焼いている間に歪むことがあるため、2~3枚重ねて使うと安定しやすくなります。 また、ロールケーキ用の天板や、オーブン付属の天板を使って、平らなシフォンケーキを焼くことも可能です。
シフォンケーキ13cm卵何個?
13cmのシフォンケーキを作る場合、Mサイズの卵を2個使用するのが一般的なレシピです。 卵のサイズによって多少の調整は必要ですが、Mサイズ2個を基準にすると良いでしょう。
卵の個数を変える場合は、他の材料の分量も調整する必要があります。 特に卵白の量が変わるとメレンゲの量も変わり、生地の膨らみに影響するため、注意が必要です。
シフォンケーキ13cm焼き時間は?
13cmシフォンケーキの焼き時間は、160℃~170℃のオーブンで25~30分程度が目安です。
オーブンの機種や癖によって焼き時間は前後するため、焼き色がつきすぎないか、中心まで火が通っているかを途中で確認することが大切です。 竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。
シフォンケーキ13cm膨らまない原因は?
シフォンケーキが膨らまない主な原因はいくつか考えられます。メレンゲの泡立て不足や、卵黄生地とメレンゲの混ぜすぎによる泡の潰れが挙げられます。
また、オーブンの予熱が不十分だったり、焼成温度が低すぎたりすることも原因となります。レシピ通りの分量を守り、メレンゲをしっかり泡立て、優しく混ぜ合わせることが成功への道です。
シフォンケーキ13cmメレンゲの硬さは?
13cmシフォンケーキのメレンゲは、ツノがお辞儀するくらいの「柔らかいツノ」が立つ状態が理想的です。
きめ細かく、ツヤがあり、持ち上げたときに少しお辞儀する程度の固さが、ふわふわのシフォンケーキを作るための大切なポイントです。 固すぎると生地と混ざりにくく、柔らかすぎると膨らみが弱くなるため、適切な固さを見極めましょう。
まとめ
- 13cmシフォンケーキはMサイズ卵2個が基本です。
- 卵白は冷やして、清潔な道具でメレンゲを作りましょう。
- グラニュー糖はメレンゲに数回に分けて加えると安定します。
- メレンゲはツノがお辞儀するくらいの固さが理想です。
- 卵黄生地とメレンゲは泡を潰さないように優しく混ぜ合わせます。
- オーブンは160℃~170℃で25~30分が目安です。
- 焼き上がり後はすぐに型ごと逆さにして冷ましましょう。
- 膨らまない原因はメレンゲ不足や混ぜすぎ、温度不足が考えられます。
- 焼き縮みは焼き時間不足や急激な温度変化が原因です。
- きめ細かくするには、メレンゲの質と混ぜ方が重要です。
- ココアや抹茶などで味のバリエーションを楽しめます。
- 粉砂糖やフルーツでデコレーションすると華やかになります。
- 型がない場合は紙型や天板で代用可能です。
- 適切な焼き時間と温度で失敗を防ぎましょう。
- 各工程のコツを押さえることで、ふわふわのシフォンケーキが作れます。
