朝起きたとき、鏡を見て「目やにがネバネバして白い…」と驚いた経験はありませんか?普段と違う目やにが出ると、何か目の病気ではないかと不安になりますよね。目やには、目の健康状態を示す大切なサインです。本記事では、ネバネバした白い目やにが出る原因から、自宅でできる対処法、そして病院を受診する目安まで、詳しく解説していきます。
目やにネバネバ白の正体とは?その特徴と一般的な原因

目やには、目の新陳代謝によって生じる老廃物や、外部からの異物を排出するための自然な生理現象です。しかし、ネバネバして白い目やにが頻繁に出る場合は、何らかの目のトラブルが隠れている可能性があります。その特徴と一般的な原因を知ることで、適切な対処ができるようになります。
ネバネバした白い目やにの見た目と感触
ネバネバした白い目やには、その名の通り、粘り気が強く、糸を引くような見た目が特徴です。時には、まぶたの縁に張り付いて、朝、目が開けにくくなることもあります。色は透明に近い白から、少し乳白色を帯びたものまでさまざまです。サラサラとした水っぽい目やにとは異なり、指で触るとべたつく感触があります。
生理的な目やにの役割と特徴
目やには、目の表面の細胞の老廃物、ホコリ、涙の成分などが混ざり合ってできたものです。寝ている間にまばたきが減るため、目の表面に溜まりやすくなり、朝起きたときに目頭や目尻に少量ついているのは、ごく自然な生理現象と言えます。 この生理的な目やには、通常、透明か薄い白色で、量も少なく、日中に気になるほどではありません。
白い目やにがネバネバする主な原因
白い目やにがネバネバと粘り気を帯びる場合、いくつかの原因が考えられます。多くの場合、目の表面で炎症が起きているサインです。
ドライアイによる目やに
ドライアイは、涙の量が不足したり、涙の質が変化したりすることで、目の表面が乾燥し、さまざまな不快な症状を引き起こす病気です。 涙の量が少ないと、目の表面の老廃物が洗い流されにくくなり、ネバネバとした白い目やにが溜まりやすくなります。また、目の乾燥からくる刺激で、目やにが増えることもあります。
アレルギー性結膜炎による目やに
花粉やハウスダストなどのアレルゲンが目に付着することで、アレルギー反応が起こり、結膜に炎症が生じるのがアレルギー性結膜炎です。 この場合、強いかゆみと共に、白く糸を引くようなネバネバした目やにが出ることが特徴です。 目が充血したり、まぶたが腫れたりすることもあります。
細菌性結膜炎の初期症状
細菌が目に感染して結膜に炎症が起こる細菌性結膜炎でも、初期には白いネバネバした目やにが出ることがあります。 ただし、症状が進行すると、目やにが黄色や緑色に変化し、膿のようにドロドロとした粘り気の強いものになることが多いです。 朝、まぶたがくっついて目が開けにくくなるのも特徴です。
コンタクトレンズの使用による影響
コンタクトレンズを長時間装用したり、不適切なケアをしたりすると、目の表面に負担がかかり、目やにが増えることがあります。 特に、レンズの汚れや乾燥が原因で、ネバネバした白い目やにが出やすくなることがあります。 コンタクトレンズの素材や種類によっては、ドライアイを悪化させる可能性もあります。
目の疲れや睡眠不足
目の疲れや睡眠不足も、目やにが増える一因となります。目が疲れると、涙の分泌量が不安定になったり、目の新陳代謝が滞ったりすることがあります。これにより、目の老廃物が溜まりやすくなり、ネバネバとした目やにが出ることがあります。十分な休息を取ることで改善される場合も多いです。
目やにネバネバ白が示す可能性のある目の病気

ネバネバした白い目やには、単なる疲れだけでなく、特定の目の病気のサインである可能性もあります。特に、他の症状を伴う場合は注意が必要です。ここでは、白いネバネバ目やにが関連する可能性のある目の病気について解説します。
細菌性結膜炎とウイルス性結膜炎の違い
結膜炎は、目の表面を覆う結膜に炎症が起こる病気で、原因によって目やにの性質が異なります。細菌性結膜炎は、黄色ブドウ球菌などの細菌感染が原因で、初期には白いネバネバした目やにが出ますが、進行すると黄色や緑色の膿のような目やにに変わることが多いです。 一方、ウイルス性結膜炎(はやり目など)は、アデノウイルスなどのウイルス感染が原因で、涙のようにサラサラとした水っぽい目やにが大量に出るのが特徴です。
ただし、ウイルス性結膜炎でも、初期には白い目やにが出ることもあります。 感染力が非常に強いウイルス性結膜炎は、周囲への感染拡大を防ぐためにも早期の診断が重要です。
結膜弛緩症との関連性
結膜弛緩症は、加齢などにより白目の表面を覆う結膜がたるんで、シワのようになる状態です。たるんだ結膜が涙の流れを妨げたり、目の表面に異物感を与えたりすることで、目やにが増えることがあります。 特に、ネバネバとした白い目やにが出やすくなることがあります。ドライアイと合併することも多く、目の不快感が続く場合は眼科での診察がおすすめです。
その他の目の疾患と目やに
白いネバネバした目やにが、他の目の疾患と関連していることもあります。例えば、まつ毛の生え際にある脂の腺の炎症や詰まりである眼瞼炎(がんけんえん)では、フケのような、あるいは泡のような目やにが出ることがあります。 また、涙の通り道が詰まる涙嚢炎(るいのうえん)でも、目やにが増えることがあります。 これらの病気は、目やに以外にも痛みや腫れなどの症状を伴うことが多いため、気になる症状があれば早めに眼科を受診することが大切です。
自宅でできる目やにネバネバ白の対処法と予防策

ネバネバした白い目やにが出たとき、すぐに病院に行けない場合や、症状が軽度であれば、自宅でできる対処法や予防策を試してみるのも良いでしょう。日頃からのケアで、目の健康を守ることが可能です。
正しい目の洗い方と清潔の保ち方
目やにが出たときは、清潔な状態を保つことが大切です。目やにを拭き取る際は、清潔なガーゼやコットンをぬるま湯で湿らせて、優しく拭き取りましょう。 目をゴシゴシこすると、目の表面を傷つけたり、炎症を悪化させたりする可能性があるので避けてください。 また、洗顔の際には、刺激の少ない洗顔料を選び、目に入らないように注意しながら、顔全体を優しく洗い流すように心がけましょう。
タオルは家族と共用せず、自分専用のものを使うことで、感染症のリスクを減らせます。
目薬の選び方と使用のコツ
市販の目薬を使用する際は、症状に合ったものを選ぶことが重要です。ドライアイが原因であれば、人工涙液や保湿成分配合の目薬がおすすめです。アレルギー性結膜炎であれば、抗アレルギー成分が配合された目薬が効果的です。 目薬をさす際は、手を清潔にしてから、容器の先端が目に触れないように注意しましょう。点眼後は、まぶたを閉じて、目頭を軽く押さえることで、薬が目全体に行き渡りやすくなります。
ただし、市販薬で症状が改善しない場合は、自己判断せずに眼科を受診してください。
生活習慣の改善で目やにを減らす
目の健康は、日々の生活習慣と密接に関わっています。十分な睡眠を取ることは、目の疲れを和らげ、目やにの発生を抑える上で非常に重要です。また、パソコンやスマートフォンの長時間使用は、目の乾燥や疲れを引き起こしやすいため、適度な休憩を挟むようにしましょう。意識的にまばたきを増やすことも、目の乾燥対策になります。
バランスの取れた食事を心がけ、特に目の健康に良いとされるビタミンAやC、Eなどを積極的に摂取することもおすすめです。
コンタクトレンズ使用時の注意点
コンタクトレンズを使用している方は、目やにが出やすい傾向にあるため、特に注意が必要です。レンズの洗浄・消毒は、必ず正しい方法で行い、使用期限を守って交換しましょう。 少しでも目に違和感がある場合は、無理に装用せず、メガネに切り替えるなどして目を休ませることが大切です。また、定期的に眼科を受診し、目の状態やコンタクトレンズが目に合っているかを確認してもらいましょう。
こんな目やにネバネバ白は要注意!病院を受診する目安

ネバネバした白い目やにが続く場合や、他の症状を伴う場合は、自己判断せずに眼科を受診することが大切です。早期に適切な診断と治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、目の健康を守ることができます。
目やに以外の症状がある場合
目やにだけでなく、以下のような症状を伴う場合は、目の病気が進行している可能性が高いため、速やかに眼科を受診しましょう。
- 目の充血がひどい
- 強い目の痛みがある
- 目のかゆみが強い、または止まらない
- まぶたが腫れている
- 目がゴロゴロする、異物感がある
- 視界がかすむ、見えにくい
- 光がまぶしく感じる
- 発熱や喉の痛みなど、全身症状がある
- 片目だけ症状が強く出る、または片目から始まり両目に広がる
これらの症状は、結膜炎(細菌性、ウイルス性、アレルギー性)、ドライアイ、角膜炎、涙嚢炎など、さまざまな目の病気を示している可能性があります。
目やにの量や色が変化した場合
目やにの量が増えたり、色が変化したりした場合も、注意が必要です。 特に、白いネバネバした目やにが、黄色や緑色のドロドロとした膿のような目やにに変わった場合は、細菌感染が進行している可能性が高いです。 また、目やにの量が異常に多く、朝目が開けられないほどまぶたがくっつく場合も、早めに眼科を受診しましょう。
市販薬で改善しない場合
市販の目薬や洗眼液を試しても、2~3日以上症状が改善しない場合は、自己判断で使い続けるのは避け、眼科を受診してください。 症状が長引く場合は、市販薬では対応できない目の病気が隠れている可能性があります。専門医による正確な診断と、適切な治療を受けることが、目の健康を取り戻すための最も確実な方法です。
よくある質問

- 目やにがネバネバする原因は?
- 白い目やにが大量に出る原因は?
- 目やにがネバネバして取れないのはなぜ?
- 目やにが白いのは病気ですか?
- 目やにが白いネバネバで片目だけ出るのはなぜですか?
- 目やにがネバネバする時の対処法は?
- 目やにが白いネバネバで痒みがある場合は?
- 目やにが白いネバネバで痛い場合は?
- 目やにが白いネバネバで朝だけ出るのはなぜ?
- 目やにが白いネバネバで子供の場合の注意点は?
目やにがネバネバする原因は?
目やにがネバネバする主な原因としては、アレルギー性結膜炎、ドライアイ、細菌性結膜炎の初期症状、コンタクトレンズの不適切な使用、目の疲れや睡眠不足などが考えられます。
白い目やにが大量に出る原因は?
白い目やにが大量に出る場合、アレルギー性結膜炎やウイルス性結膜炎、細菌性結膜炎、ドライアイなどが原因として考えられます。
目やにがネバネバして取れないのはなぜ?
ネバネバした目やには、粘度が高いため、目の表面やまつ毛に絡みつきやすく、取り除きにくいことがあります。これは、アレルギー反応や炎症によって分泌される粘液成分が増えるためです。
目やにが白いのは病気ですか?
少量の白い目やには生理的なものですが、量が多い、ネバネバしている、他の症状を伴う場合は、アレルギー性結膜炎やドライアイ、細菌性結膜炎などの病気の可能性があります。
目やにが白いネバネバで片目だけ出るのはなぜですか?
片目だけに白いネバネバした目やにが出る場合、細菌性結膜炎や涙嚢炎、逆まつ毛、片目だけのアレルギー反応などが考えられます。 ウイルス性結膜炎も片目から発症し、数日後にもう片方の目に広がることもあります。
目やにがネバネバする時の対処法は?
ネバネバする目やにの対処法としては、清潔なガーゼで優しく拭き取る、症状に合った市販の目薬を使用する、目を休ませる、コンタクトレンズの使用を控えるなどが挙げられます。 症状が改善しない場合は眼科を受診しましょう。
目やにが白いネバネバで痒みがある場合は?
白いネバネバした目やにに強いかゆみを伴う場合、アレルギー性結膜炎の可能性が非常に高いです。 花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因となっていることが多いです。
目やにが白いネバネバで痛い場合は?
白いネバネバした目やにに目の痛みを伴う場合は、結膜炎の悪化や角膜に傷がついている可能性も考えられます。 早めに眼科を受診して、適切な診断と治療を受けることが重要です。
目やにが白いネバネバで朝だけ出るのはなぜ?
朝だけ白いネバネバした目やにが出るのは、寝ている間にまばたきが減り、目の老廃物や分泌物が溜まりやすくなるためです。 ただし、量が多かったり、日中も続く場合は、目のトラブルのサインかもしれません。
目やにが白いネバネバで子供の場合の注意点は?
子供の白いネバネバした目やには、大人と同様にアレルギー性結膜炎や細菌性結膜炎の可能性があります。 特に乳幼児の場合、鼻涙管閉塞が原因で目やにが出やすくなることもあります。 感染症の場合は、保育園や学校を休む必要があることもあるため、小児科や眼科を受診して指示を仰ぎましょう。
まとめ
- ネバネバした白い目やには、目の老廃物や異物を排出する生理現象の一つです。
- しかし、量が多い、粘り気が強い場合は目のトラブルのサインかもしれません。
- 主な原因として、ドライアイ、アレルギー性結膜炎、細菌性結膜炎の初期症状が挙げられます。
- コンタクトレンズの不適切な使用や目の疲れ、睡眠不足も原因になることがあります。
- 細菌性結膜炎は、進行すると目やにが黄色や緑色に変化することが多いです。
- ウイルス性結膜炎は、サラサラした水っぽい目やにが特徴ですが、初期には白い目やにも見られます。
- 結膜弛緩症や眼瞼炎、涙嚢炎などの目の病気も関連する可能性があります。
- 自宅での対処法は、清潔なガーゼで優しく拭き取り、症状に合った市販薬を使うことです。
- 十分な睡眠や目の休憩、適切なコンタクトレンズケアも予防につながります。
- 目やに以外の症状(充血、痛み、かゆみ、腫れなど)がある場合は要注意です。
- 目やにの量や色が変化した場合も、早めに眼科を受診しましょう。
- 市販薬で2~3日以上改善しない場合は、専門医の診察を受けることが大切です。
- 子供の目やには、鼻涙管閉塞が原因の場合もあるため、小児科や眼科への相談がおすすめです。
- 感染症の可能性がある場合は、周囲への感染拡大を防ぐための対策も重要です。
- 目の健康を守るためには、日頃から目の状態を観察し、異変があれば早めに対処することが肝心です。
